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ABEMA、'24年の世界ラリー無料配信。週末のラリージャパンはハイライトで

(C)AbemaTV,Inc.

ABEMAは、交通を遮断した一般道を市販車ベースのラリーカーが走る自動車競技の世界選手権「FIA 世界ラリー選手権(WRC)」の2024年シーズンを全戦無料配信する。'24年1月にモナコ公国を中心に行なわれる第1戦モンテカルロを皮切りに、開催期間中の土曜・日曜日にラリーの模様を無料配信する。

11月16日~19日の「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」はデイリーハイライトを放送
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また'24年からの配信に先駆け、11月16日から愛知・岐阜の両県で開催される「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」のデイリーハイライトも放送。ゲストにアイドルグループ・日向坂46の富田鈴花を招いて、ラリージャパン2023の模様や見どころを連日放送する。デイリーハイライトは16日~19日の各日23時から放送予定。

2023年のWRCを戦っているTOYOTA GAZOO Racing WRTのGR YARIS Rally1 HYBRID
(C)Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

WRCは、F1などと同じくFIA(国際自動車連盟)が主催する自動車競技の世界選手権。1973年に創設され、40年以上の歴史を誇る。スペシャルステージ(SS)と呼ばれる、交通が遮断された一般道が舞台で、ここを市販車ベースのマシンで走り、その区間タイムを競うタイムアタック競技となっている。

サーキットレースとは異なり、スペシャルステージでは1台ずつの走行が基本となり、1~3分のインターバルを置いて走行する。SSは3~4日間に渡り行なわれ、SSの合計タイムによって、総合優勝が争われる。

SSも各大会ごとにターマック(舗装路)、グラベル(未舗装路)、スノーなどさまざまなコンディションの道で行なわれ、大会ごとにコースのキャラクターが大きく異なることも特徴のひとつ。

SSとSSの間は、ラリーカーが公道を走行するのもWRCの特徴。画像は2022年のラリージャパンの様子
(C)Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

またSSとSSの間は、ラリーカーが公道を走行して移動するのも特徴。この移動区間(リエゾン区間)は一般車と同様、交通ルールを守って走らなければならならいほか、ドライバーと、コ・ドライバーのふたりがペアを組んで戦うなど、ラリーならではの独自のルールが課せられている。

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2023年のWRCにはヒョンデ、Mスポーツ・フォードも参戦
(C)Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

WRCにはトヨタ自動車がTOYOTA GAZOO Racing WRTとして参戦しているほか、ヒョンデ、Mスポーツ・フォードといった自動車メーカーも参戦している。

ABEMAが放送開始する'24年シーズンは、'24年1月25日~28日の第1戦モンテカルロを皮切りに、'24年11月21日~24日の最終戦ラリージャパンまでの全13戦が予定されている。

2024年のWRC開催スケジュール

ABEMA「ラリージャパン2023・デイリーハイライト」放送概要