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イオン、DCI認証のLEDビジョンで楽しむ「LEDヘッドホンシネマ」。吉川美南で8月1日上映

野澤佳悟

2025年7月29日 14:00

LEDヘッドホンシネマイメージ

イオンシネマを展開するイオンエンターテイメントは、全く新しい映画鑑賞スタイル「LEDヘッドホンシネマ」を導入。イオンタウン吉川美南にて8月1日より上映開始する。

LEDヘッドホンシネマは、同社がデジタルサイネージのLED TOKYO、サイレントシアターを展開するTHEATER GUILD、映画制作のNew age filmsと協力したプロジェクト。

「映画館がない地域でも新作映画を楽しんでいただきたい」という思いから始まり、今までの常識に捉われず映画を楽しめるように、大きく鮮やかな映像を表示するLEDスクリーンと、周囲に音が漏れない専用ヘッドフォンを組み合わせた新しい仕組みを導入した。

最新の映画作品でも高品質な映像で上映できるよう、映画上映の厳しい基準を満たすLEDビジョンをLED TOKYOが約2年かけて開発。日本企業として初めて、HDR対応のDIRECT VIEW型LEDビジョンにおけるDCI認証を取得。また、THEATER GUILDが開発した専用ヘッドフォンを使うことで周囲を気にせず、没入感のある鑑賞体験を味わえるという。

専用ヘッドフォンイメージ

従来の映画館のような大掛かりな設備を必要とせず、会場の設営・撤去が数日で行なえるため、さまざまな場所へ移動して設置が可能。鑑賞スペースには人工芝が敷かれ、好きな場所、自由な姿勢で視聴でき、「これまでとは異なる、くつろいだ映画の楽しみ方を皆さまにご提案する」としている。

第1回は、埼玉県のイオンタウン吉川美南(東街区1F特設会場)にて、8月1日より上映開始。作品は全国で大ヒットしている「パウ・パトロールパウ・パーティー in シアター 2025」で、上映回数は1日5～6回を予定。

また、8月15日からはディズニー＆ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」を上映する。今後幅広いジャンルの作品を順次上映する計画。チケット料金や購入方法はWebページを参照のこと。