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'24年1月公開「ガンダムSEED FREEDOM」、主題歌は小室哲哉と西川貴教が初タッグ

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」メインビジュアル
(C)創通・サンライズ

2024年1月26日公開の劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の主題歌が、西川貴教 with t.komuro「FREEDOM」に決定した。同楽曲は公開中の第4弾PVでも使用されている。

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』第4弾PV

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は、C.E.(コズミック・イラ)を舞台に、旧来の人類”ナチュラル”と遺伝子調整された新人類”コーディネイター”の間の戦いを描いた「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に続く、「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」の最新作で、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の戦いのあと、C.E.75年の物語を描いた完全新作となる。

西川が歌う主題歌「FREEDOM」は、今作のために書き下ろされた楽曲で、小室哲哉がプロデュース。T.M.Revolution名義で21世紀最初のガンダム「ガンダムSEED」と「ガンダムSEED DESTINY」の主題歌・挿入歌を担当した西川と、「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」で昭和ラストガンダム「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌を担当した小室が、令和にタッグを組んで「ガンダムSEED FREEDOM」に命を吹き込む。

楽曲は「果てしない奥行きを感じさせる壮大なサウンドと、”争い””平和””未来””愛”といったものへの咆哮とも取れる西川の魂の歌声が見事に融合した、西川貴教の新境地を切り拓く」ものとなっている。

西川は「今回の作品は単純に『SEED』という物語の完結だけではなく、ガンダムの歴史を踏まえた座組で過去と今を紡ぎ、次の世代へ繋げることこそが僕の役目だと思っています。皆さんがどう受け止め、皆さんにどう響くのか、素直に楽しみです」とコメント。

これが西川との初タッグとなった小室も「期待通りの歌唱力に圧倒されています。劇場公開をぜひお楽しみに!」としたほか、福田己津央監督も「圧巻はやはり作品テーマを歌い上げる曲冒頭のア・カペラ熱唱。魂が震えました。今回の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は20年前から繋がった世界です。この曲は変わらない世界と変わってしまった現在を繋げる素晴らしいパフォーマンスで、一気に世界に引き込まれます」としている。

西川貴教 コメント

劇場版の発表から幾年月、特にこの20年で世界を取り巻く状況が激変したことで、正直かなり悩みました。

「どんな楽曲を創るか」よりも「どんな想いを込めて作品を送り出すべきなのか」に多くの時間を割きました。

よって、これまでの制作とは次元の異なる難しさがありました。

今回の作品は単純に『SEED』という物語の完結だけではなく、ガンダムの歴史を踏まえた座組で過去と今を紡ぎ、次の世代へ繋げることこそが僕の役目だと思っています。

皆さんがどう受け止め、皆さんにどう響くのか、素直に楽しみです。

小室哲哉 コメント

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で楽曲を提供させていただいてから時を超えて35年が経ち、『SEED』の主題歌を作らせていただきました。

僕にとっては奇跡と言えます。

地球を危惧するあらゆる事象の中で、ガンダムは光です。

渾身の力で制作に望みました。

西川貴教くんとは初めてのタッグですが、期待通りの歌唱力に圧倒されています。

劇場公開をぜひお楽しみに!

福田己津央監督 コメント

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』終了から早20年近く。

初回のオープニングテーマとして打ち合わせしたときイメージしたオーダーは『THUNDERBIRD』のような曲でした。そして出上がったのが名曲『INVOKE -インヴォーク-』。後に『Meteor -ミーティア-』という形で作品世界をリードしてくれました。西川さんたちのガンダムへの想いが見事に結実したと感じています。それ以外にも役者として、アーティストとして様々な媒体を通して『SEED』をバックアップしてくれて、もはや盟友、現場スタッフとお呼びしても…。

今回も20年寝かせたガンダム愛を見事な曲として完成させてくれました。圧巻はやはり作品テーマを歌い上げる曲冒頭のア・カペラ熱唱。魂が震えました。今回の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は20年前から繋がった世界です。この曲は変わらない世界と変わってしまった現在を繋げる素晴らしいパフォーマンスで、一気に世界に引き込まれます。

20年来の待ってくださったみなさんの思いも背負った素晴らしいテーマ曲を視聴者のみなさんも是非、体験してください。