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ガンダム SEED新プロジェクト始動。劇場作品や実物大立像、新作ゲームも
2021年5月28日 20:30
バンダイナムコグループは、2022年にTV放送開始から20周年を迎える「機動戦士ガンダム SEED」シリーズの新プロジェクト「GUNDAM SEED PROJECT ignited(イグナイテッド)」を始動。TVシリーズの続編となる劇場作品を福田己津央監督のもと鋭意制作しているほか、5月28日にオープニングセレモニーを実施した中国・ららぽーと上海金橋店の「実物大フリーダムガンダム立像」の設置、新作ゲームの開発など、様々な展開を予定している。
2020年にバンダイナムコグループに創通が加わり、「機動戦士ガンダム」シリーズのビジネスのバリューチェーンをグループ内に一元化することで、よりスピード感のあるガンダムグローバル戦略の推進が可能になった。今回のSEED新プロジェクトはその一環となる。
実物大フリーダムガンダム立像は、海外初となる実物大ガンダム立像として、中国・上海市に4月28日にオープンした「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋店」に設置。海外でも人気の高い「機動戦士ガンダム SEED」のフリーダムガンダムを劇中と同スケールの頭頂高18.03mで再現。実物大ガンダム立像としては初めて背中に大きな羽根を有し迫力あるシルエットが特徴。ららぽーと壁面の大型LEDビジョンに映し出される福田己津央監督の演出による新作アニメと連動したドラマティックな演出が楽しめる。
なお、5月28日に現地ゲストを招いて実施したオープニングセレモニーの様子は、5月31日12時から、ガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」にて配信予定。
現地では、5月28日~7月11日にかけて、中国内地初となるガンダム超大型イベント「GUNDAM docks at Shanghai」を「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋店」で開催。会場ではガンダムの歴史やアニメに触れられるコーナーをはじめ、GUNPLAの無料体験会や、イベントでしか買えない限定商品も多数用意する。
また、詳細は今後発表されるが、「機動戦士ガンダム SEED」シリーズの新作ゲームの開発が決定。
さらに、SEEDシリーズ MSV(モビルスーツバリエーション)新企画として、7月から「機動戦士ガンダム SEED ECLIPSE」がコミックにて国内外で展開。C.E.(コズミックイラ)72年、後に“空白の二年”と呼ばれる時期を舞台に、二つの大戦の狭間で、“ODR(オーダー)”と呼ばれし空虚の部隊に命を賭した者たちの物語が展開する。
国内では「ガンダムエース 9月号」(7月26日発売)から連載が開始され、海外ではGUNDAM.INFOにて7月から展開する。同作の主役MSである「エクリプスガンダム」のガンプラ「マスターグレード(MG)」シリーズでの最速立体化も決定している。商品名は「MG 1/100 エクリプスガンダム」で、価格は5,500円。8月に一般店頭にて発売予定。