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'24年1月公開「ガンダムSEED FREEDOM」、エンディングはSee-Saw。約19年ぶり新曲

2024年1月26日公開の映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のエンディングテーマが、石川智晶と梶浦由記によるユニット「See-Saw」の約19年ぶりとなる新曲「去り際のロマンティクス」に決定した。同曲は1月24日にシングルリリースされる。

CDには、2019年に開催されたフライングドッグ設立10周年記念ライブ「犬フェス!」に、See-Sawがサプライズ出演した際に披露した「あんなに一緒だったのに live in 2019 @犬フェス」も収録。リリースを記念して、12月16日23時59分までの期間限定で、「あんなに一緒だったのに」ライブ映像がFlyingDog公式YouTubeチャンネルで公開されている。

See-Sawはボーカル&コーラスの石川とキーボードの梶浦によるユニット。これまで「機動戦士ガンダムSEED」のエンディングテーマ「あんなに一緒だったのに」、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のエンディングテーマ「君は僕に似ている」など、ガンダムSEEDシリーズの楽曲を担当している。

ユニットとしては2006年に2度目の活動休止。2019年には17年ぶりのワンマンライブを開催し、2020年には「See-Saw Complete Best『See-Saw-Scene』」を発売しているが、新曲のリリースは約19年ぶりとなる。

エンディングテーマ決定を受けて、石川、梶浦、ガンダムSEEDシリーズの福田己津央監督のコメントも発表されており、福田監督は「どこか幻想的な梶浦さんの曲と、強いテーマを感じさせる石川さんの歌詞が見事な世界観を描き出しており、20年前の『機動戦士ガンダムSEED』の世界と現在(いま)が繋がったように感じました」とコメントしている。

なお、本作の主題歌は西川貴教と小室哲哉が初タッグを組んだ西川貴教 with t.komuroによる「FREEDOM」に決まっている。

See-Saw 「あんなに一緒だったのに」LIVE IN 2019 @武蔵野の森総合スポーツプラザ ー犬フェス!
※12月16日までの期間限定公開

コメント

石川智晶(See-Saw Vocal & Chorus)

このような巡り合わせでまたSEEDに再会でき驚きと感謝です。当時、脚本家の両澤さんから助言を頂き、音楽をつくる上での多くの気づきを得ました。今回の劇場版ではそれを背景に言葉を紡いだつもりです。また福田監督とお話しさせて頂く機会があり、個々のキャラクターの心情から戦争の話まで雑談のように広げて下さり、最終的な着地点が見えました。いつの間にかSEEDらしいものができたかな? と。喜んで頂けたら嬉しいです。

梶浦由記(See-Saw Keybords)

この度は、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』エンディングテーマを再び石川智晶さんと共に作らせていただけたこと、本当に光栄に思っております。20年を経て、ファンの皆様が待ち続けたこの新たな物語の目指すところに、See-Sawの歌が必要であるとお声をかけていただけた喜びを噛み締めつつ、ラストシーンを送るための曲を書かせていただきました。

作品の思い、ファンのみなさまの思いに叶うものであればと祈っております。

福田己津央監督(機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」監督)

まず、素晴らしい曲をありがとうございました。初めて聞いた時は不思議な気持ちでした。
どこか幻想的な梶浦さんの曲と、強いテーマを感じさせる石川さんの歌詞が見事な世界観を描き出しており、20年前の『機動戦士ガンダムSEED』の世界と現在(いま)が繋がったように感じました。

感情を揺さぶるメロディラインと世界を構築する編曲、登場人物の心情と聞く人の心情を繋ぐ言葉がスッと心に染み込み、映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の壮大なエンディングテーマを見事に表していたと思います。

「ガンダムSEEDシリーズ」はそのエンディングが象徴的です。「あんなに一緒だったのに」を聞くと各話各話のテーマとシンクロして感動がクライマックスになる魔法のような曲でした。「君は僕に似ている」もそうです。作品世界ではなく身近な語りの言葉が各話のテーマとリンクして心を打ちます。

「去り際のロマンティクス」もまた映画のラストを彩る新しい一曲になると私は確信しております。