テレビ朝日とコトブキヤが資本業務提携。コンテンツの商品化やメディア展開で協力

テレビ朝日は、フィギュアやプラモデルといったホビー関連商品を手掛ける壽屋と資本業務提携契約を締結。オリジナルIP・コンテンツの共同開発や二次利用の共同展開、メタバースなど新領域でのビジネス展開などの取り組みを推進していくという。

テレビ朝日グループは、2023年度より新たな中期経営計画「BREAKOUT STATION！新しい時代のテレビ朝日 経営計画2023-2025」を推進。コンテンツをあらゆるメディアへ360度に展開していく「360°戦略」も推進し、成長の好循環を生み出すための投資を行なうため500億円の戦略投資枠も設定している。

壽屋はフィギュアやプラモデルといったホビー関連商品の企画・製造・販売において、長年培ってきた企画開発力を強みに、国内だけでなくグローバルにおいてもトップレベルを維持。近年では、自社IP拡充に向けた投資・育成やプラモデル・フィギュアに続く新領域の確立などを成長戦略に掲げている。

このような中で、「両社の強みを活かしたIPやコンテンツの開発・展開等においてさらなる連携を深めることで良質なコンテンツを生み出し続けるエコシステムを構築していくとともに、それぞれの企業価値を向上させていくこと」を目的に、資本業務提携が実現したという。

今後の主な展開は以下の通り。

• オリジナルIP・コンテンツの共同開発および二次利用の共同展開
• 両社の保有するIP・コンテンツを活用した商品化、メディア展開等におけるさらなるビジネス展開
• メタバースなど新領域でのビジネス展開
• 人事交流を通じた両社のコンテンツ開発・展開力の強化