ソニーのドローン「Airpeak S1」が第二種型式認証取得。業界初

「Airpeak S1」

ソニーグループは12月22日、プロフェッショナル向けドローン「Airpeak S1」について、業界で初めて「第二種型式認証」を取得したと明らかにした。これにより特定条件であれば、飛行許可や承認手続きをすることなく、特定飛行が可能となる。

型式認証制度は、無人航空機のメーカー等が設計・製造する量産機を対象として、機体の強度や構造、性能について検査を受け、その安全性を担保するもの。今回は12月5日より開始された国土交通省による無人航空機(ドローン)の型式認証制度の第二種型式認証を取得。登録検査機関である日本海事協会からの検査を終えて、航空法に基づく安全基準及び均一性基準に適合した機体として認められた。

型式認証を受けたAirpeak S1については、個別の機体について行なう機体認証の検査の全部または一部を省略可能。また、機体認証を取得したうえで、無人航空機操縦者技能証明を保有する操縦者が飛行させる場合、通常では許可・承認申請が必要な人口集中地区上空や、人や建物などから30m未満の特定区域において、立入管理措置を講じた上で申請することなく飛行が可能になった。