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マルチレコーディングの推奨レベルが「0VU=-18dBFS」に

日本音楽スタジオ協会(JAPRS)は、2024年4月1日から、デジタルマルチレコーディングにおけるリファレンスレベル推奨値を「0VU=-18dBFS」に改定する。

同協会では、デジタルマルチトラックレコーダーが登場した当時の状況から「0VU=-16dBFS」を推奨値としてきたが、現在のハイレゾリューション化やデジタルベースでの信号処理等の状況も踏まえて検討を進めた結果、「0VU=-18dBFS」を推奨値に改めることにしたという。

なお、アーカイブやポストプロダクション等の業務対応により、推奨されたリファレンスレベルの採用が難しい場合は「0VU=-16 or -20dBFS」も可とするが、JAPRS加盟スタジオにおいて採用しているリファレンスレベルを利用者に分かるように必ず明記すること、と案内している。これは「0VU=-16dBFS」を継続採用するスタジオも同様という。