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final、平面磁界型の新フラッグシップヘッドフォン「D7000」

D7000

finalは、Dシリーズの新しいフラッグシップヘッドフォン「D7000」を2月29日に発売する。直販価格は398,000円。

Dシリーズは、「誰もがわかる圧倒的なサウンドクオリティを持った製品」をコンセプトにしたシリーズ。D7000は、理想的な構造設計を模索する中で、2017年発表の初代フラッグシップヘッドフォン「D8000」の構想当初から研究開発を続けてきた製品。

新設計の「ピナ アライン ディフューザー」及び、より高効率な「AFDS:エアフィルムダンピングシステム(AFDS)」を搭載したドライバーの開発を経て、「D8000、D8000 Pro Editionに並ぶ新しいフラッグシップ」と位置付けている。

音質は、Dシリーズの特徴でもある平面磁界型の繊細な高域とダイナミック型の量感と開放感のある低音を両立したサウンドに加え、特に声や弦の帯域に対しての解像度が高く、艶のある滑らかなサウンドを実現。

ダイナミックレンジの広い「クラシック音楽」などの聴取を得意としていたD8000に対し、D8000 Pro Editionはダイナミックレンジの狭い「POPS」や「ロック」などを聴取する際に、より解像感がある音質としていたが、D7000はそのちょうど中間に位置するようなイメージという。

楽曲と相性の良いヘッドフォンのイメージ

アルミマグネシウム合金切削筐体を採用。設計全体を見直すことにより、D8000、D8000 Pro Editionと比べて約16%軽量化。ヘッドバンドとイヤーパッドにドライな肌触りと耐久性を兼ね備えた和紙を使用した特殊な生地を採用し、高い耐久性を実現した。また、長期使用を考慮し、修理を容易にする設計とした。

インピーダンスは50Ω。感度は89dB/mW。重量は437g。着脱式ケーブル(6.3mmステレオ標準/ケーブル長3m)、セキュリティキー、ケーブルポーチや、各種ケーブルも収納可能なプロテクトケースなどが付属する。

プロテクトケース