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final、プロ用チューニングの平面磁界ヘッドフォン「D8000 Pro Edition」

S'NEXTは、finalブランドの新ヘッドフォンとして、プロ用チューニングを施した「D8000 Pro Edition」を、7月31日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は438,000円前後(税込)。ブラックとシルバーの2色を用意する。

D8000 Pro Edition(シルバー)

またPro Editionのベースモデルとなった「D8000」に新色シルバーを追加する。12日から予約受付を開始し、発売は7月31日。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は388,000円前後(税込)。

D8000S(シルバー)

レコーディングエンジニア向けの「D8000 Pro Edition」

'17年11月発売の平面磁界型ヘッドフォン「D8000」をベースに、レコーディングエンジニア向けに音質調整を施した特別モデル。

D8000 Pro Edition(ブラック)

“一般的なコンシューマーより大きめの音量で聴取したい”という録音のプロの要望を受け、従来の繊細な音質はそのままに、空気層の摩擦を活用する独自技術「AFDS」を再チューニング。

聴取音量が大きくなるにつれ、低域が聴こえやすくなるという人間の聴覚特性を考慮した調整により「ダイナミックレンジの広い“クラシック音楽”などの聴取を得意としていたD8000に対し、Pro Editionではダイナミックレンジの狭い“ポップス”や“ロック”などを聴取する際に、より解像感が高いと感じられる音質となった」としている。

なおAFDSは、振動板を高い精度の開口を持つパンチングメタルで挟み、振動板とパンチングメタルとの間の薄い空気の層(エアフィルム)の摩擦をコントロールする事で、振動板を制動している。インピーダンスは60Ωで、感度は98dB。

筐体はアルミマグネシウム合金を採用。長期使用を想定し、修理や将来のアップグレードを容易にする設計とした。

新開発のイヤーパッドは、肌触りの良さと耐久性を重視し、肌に触れる部分に東レのウルトラスエードを採用。

ケーブルは着脱可能で、入力プラグが3.5mmのステレオミニで長さ1.5mのOFCケーブルと、6.3mmの標準プラグで長さ3mのOFCシルバーコートケーブルを付属する。重量は523g。

OFCシルバーコートケーブル