ニュース

レグザ、映り込みを抑えた明るい4K有機EL「X8900N」

65型「65X8900N」

TVS REGZAは、2024年モデルの第一弾として、映り込みの少ない低反射仕様の最新有機ELパネルを採用した4Kテレビ「X8900N」シリーズを4月12日より発売する。48、55、65型の3サイズを用意。価格は全てオープンプライスで、店頭予想価格は264,000円前後(48型)から。

4K有機EL「X8900N」  4月12日発売
・65型「65X8900N」 440,000円前後
・55型「55X8900N」 330,000円前後
・48型「48X8900N」 264,000円前後

2022年に発売した「X8900L」の後継機種。最新世代の有機ELパネルになり輝度が向上したほか、処理回路が「レグザエンジンZR」へアップデート。ネット動画が高画質に視聴できる「新ネット動画ビューティ」や「みるコレ 番組ガイド」などの機能も追加されている。

同時発表のミニLED4K液晶「Z870N」、4K液晶「Z670N」シリーズについては、別記事を参照のこと。

高画質技術

48、55、65型とも、4K/3,840×2,160ピクセルの有機ELパネル(倍速対応)を搭載。

新開発の低反射有機ELパネルの採用で、前モデル(X8900L)よりも輝度が向上。リビングなど、外光が多い環境でも映り込みを抑え、明るく鮮やかで引き締まった黒を描写。さらなる高コントラストを実現しているという。

従来通り、パネル背面には高冷却インナープレートとメタルバックカバーを併用することで輝度性能を高めている。

X8900Nシリーズ

映像エンジンは、前モデルの「レグザエンジンZR II」から、2024年バージョンの「レグザエンジンZR」にアップデート。地デジやBS/CS放送をはじめ、最新のネット動画も高画質に処理する画質性能と快適な操作性を実現した。カラーイメージコントロールは36色軸。

新世代エンジン「レグザエンジンZR」

2024年モデルでは、ネット動画向けの画質性能を強化。従来モデルでは精細感やコントラスト感、色階調の向上、ノイズ抑制、動き補間など、ネット動画の特性に合わせた高画質処理(ネット動画ビューティ機能)を備えていたが、新たに「ネット動画バンディングスムーサー」処理を追加。

大画面視聴で目立ちがちな圧縮ノイズや階調部分に現れる等高線のようなバンディングノイズを除去。滑らかんで自然な映像表示を目指した。

ネット動画ビューティ

放送向けの高画質処理も、引き続き搭載。「地デジAIビューティ」は、放送波のさまざまなノイズを低減し、高精細な映像を再現するもの。テロップまわりのノイズや動きのある映像で発生しがちな動きボケを抑制し、クリアな映像を描く。クラウド上にある番組やジャンルごとの映像調整パラメータを利用して、視聴中の番組を最適化する「クラウドAI高画質テクノロジー」も搭載する。

ナチュラルフェイストーン

ナチュラルフェイストーンは、人肌の立体感や質感を向上させるとともに、黒ずみや白飛びなどを抑制し、自然な人肌を再現する機能。撮影環境などの影響でシフトしてしまった肌も、自然で好ましい色合いに調整してくれる。

室内の明るさを検出し、明るさと画質を自動調整する「おまかせオートピクチャー」も搭載。明るい部屋では明るく、照明の暗い部屋では見やすい画質で楽しめるようになっている。

ゲーミング・ネット動画・録画機能

ゲームプレイに特化した、ゲーミングメニューを新搭載。パラメーターの調整やゲームコンディションの確認が素早く行なえるほか、シューティングゲームで便利な照準表示機能も加えた。

最小遅延速度は0.83ms(瞬速ゲームモード120p入力時)で、4K/120p信号のほか、1080p 120Hz、2,560×1,440 60Hzのゲーム信号もサポート。VRR、ALLM、AMD FreeSync PremiumなどのHDMI2.1機能も備えている。

ゲーミングメニュー

12個(Prime Video、Netflix、Disney+、ABEMA、YouTube、TVer、FOD、U-NEXT、Hulu、DAZN、NHK+、Net-Vision)のダイレクトボタンを搭載した、新リモコンを採用。

好みのネット動画アプリや、HDMI接続した外部機器をユーザーが登録できる「My.Choice」ボタンも搭載。ダイレクトボタンのない「DMM.TV」「Apple TV+」などのアプリをMy.Choiceに割り当てれば、該当のサービスへ素早くアクセス可能。また、2024年モデルからはネット動画「バンダイチャンネル」も楽しめる。

リモコンはBluetooth方式となっており、リモコンをテレビに向けることなく操作できる。さらに電源ボタン以外のネット動画ダイレクトボタン、数字ボタン、チャンネルアップ/ダウンボタンでも電源ONが可能になっている。

X8900Nシリーズのリモコン

搭載チューナーは、地上デジタル×3、BS/110度CSデジタル×3、BS/CS 4K放送×2。別売のUSB HDDに地デジ/BS/CSの2番組同時、4K放送の裏番組録画ができる。

地デジもネット動画もシームレスに楽しめる「新ざんまいスマートアクセス」を搭載。好きなジャンルやアーティストの番組をレグザがまとめてピックアップしてくれるため、放送番組とネット動画の垣根を超えて、見たい番組がシームレスに探すことができる。見たいシーンにアクセスできる「シーンリスト」、2K/4K放送番組を自動録画してくれる「おまかせ録画」も備える。

2024年モデルで新しいのが、「みるコレ 番組ガイド」と「番組こねくと」。

リモコンの“番組ガイド”から呼び出すことのできる「みるコレ 番組ガイド」は、気になるアイドルや俳優、アーティストを登録すると、そのタレントだけを集めた“出演番組スケジュール”を作ってくれるというもの。

GUIでは、「録画済み番組」「放送中の番組」「今後放送する番組」の中から、登録した“タレント”に関する番組だけを抜粋してリスト化。気になるタレントの番組だけを集中して観ることができるようになっており「推し活に最適」とする。

みるコレ 番組ガイド

2つ目の「番組こねくと」は、“気になる番組の配信先”を表示してくれる機能。

例えば、『葬送のフリーレン』を選んだ場合、録画済み、今後放送予定の情報に加え、Prime Video、Huluでの配信状況もタブの切り替えで確認できる。現在はPrime VideoとHuluに限られるが、TVerといった他のネット動画配信サービスとも同機能を連携させたいという。

番組こねくと

iPhoneやiPadなど、Apple製デバイスで表示されている画面をテレビに表示できる「Apple AirPlay 2」、Android端末の画面を表示する「スクリーンミラーリング」に対応。スマホやPCの画面でしか見ることができない、大物アーティストのライブ配信なども、AirPlay 2やミラーリング機能を使えば、テレビの大画面で楽しめる。

高音質技術と入出力端子

サウンドシステムは、総合出力72W(同時駆動)の「重低音立体音響システムXP」。ダブルパッシブラジエーターとメタルドームツイーターにより、重低音と、伸びのある高音を再現した。

テレビの設置環境に応じて音響特性を補正する「オーディオキャリブレーション」機能も搭載。テレビから発するテストトーンを、リモコンのマイクで測定。音響特性を取得・補正することでリビングやベットルームなど、部屋に最適なオーディオ設定に自動調整することができる。

サウンドモードには、新たに「スポーツ」を追加。スタジアムの臨場感をリアルに再現しつつ、聞き取りやすい実況音声となるようにチューニングした。

HDMI入力は4系統で、eARC/ARC、VRR、ALLM機能をサポート。4極ミニプラグのビデオ入力(映像・音声LR)、光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力、LANを各1系統用意。USB端子は2系統。

スタンドは、左右水平15度動かせる回転式。高さが選べる2段階のスタンド機構も新採用している。