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JBL、手に取りやすい価格の新スピーカー「Stage 2」シリーズ。イネーブルドスピーカーも

「Stage 2」シリーズ

オーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2024」が東京国際フォーラムにて開催中。6月22日と23日の2日間開催で、開催時間は22日が10時から19時、23日が10時から17時。入場は無料だが事前登録制となっている。ハーマンインターナショナルのブースでは、未発表のJBLブランドの新スピーカーシステム「Stage 2」シリーズを参考出品している。

次世代HDIホーンを搭載し、フロア型「280F」「260F」、ブックシェルフ型「250B」「240B」、センター「245C」、サブウーファー「200P」に加え、今回シリーズ初となるイネーブルド/ハイト「240H」も合わせて用意されている。それぞれ夏発売予定とのこと。


    「Stage 2シリーズ」
  • フロア 20cm×2/2ウェイ「Stage 280F」:82,500円前後/1本
  • フロア 16.5cm×2/2ウェイ「Stage 260F」:70,000万円前後/1本
  • ブックシェルフ 13.3cm×2/2ウェイ「Stage 250B」:55,000円前後/ペア
  • ブックシェルフ 11.4cm×2/2ウェイ「Stage 240B」:40,000円前後/ペア
  • センター 11.4cm×4/2ウェイ「Stage 245C」:55,000円前後/1本
  • イネーブルド/ハイト 11.4cm/2ウェイ「Stage 240H」:55,000円前後/ペア
  • サブウーファー 25cm/150W rms「Stage 200P」:70,000円前後/1本
シリーズ初のイネーブルド/ハイトスピーカー「Stage 240H」
左から「Stage 240B」「Stage 250B」
「Stage 245C」
「Stage 200P」

イネーブルド/ハイトスピーカーが追加されたことで、フロア型には設置時の配線を考慮した工夫も施されている。スピーカーの上部にもターミナルが搭載され、下部のターミナルの上側にイネーブルド/ハイト用のケーブルを接続することで、スピーカー上部のターミナルにそのまま信号が流れ、フロア型の上に置かれたイネーブルド/ハイトスピーカーを接続してスマートに配線できる仕様になっている。このような仕様のため、バイワイヤリングは非対応。

「Stage 260F」
「Stage 280F」
Stage 280Fの裏面
端子が4つ付いているが、バイワイヤリングは非対応
下部の上側2つにイネーブルド/ハイト用のケーブルを接続して、こちらの端子からイネーブルド/ハイトスピーカーに接続できる仕組み

JBLカラーのオレンジは、グリルの差し色や、スタンドの底面などに配色。隙間やフローリングなどの反射でさりげなく見えるように仕上げたという。なお、本体カラーはホワイトモデルも準備中で、発売時期は少し後ろにずれる形になるとのことだ。

共通でグリルの縁などにJBLのオレンジがあしらわれている
底面はフローリングに設置すれば反射でほのかにオレンジが見えるとのこと

そのほか、GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを行なっている、ARCAMのDAC内蔵プリメインアンプ「A5」とCDプレーヤー「CD5」は試聴展示。なお、クラウドファンディングは目標金額300万円を超え、好調とのこと。同じく人気のサウンドバーシリーズも会場に展示されている。

左から「A5」「CD5」

試聴スペース側にも同じみのスタジオモニターシリーズが展示されているほか、恒例となっているマークレビンソンの機器での試聴会も実施している。