ニュース

デンマークスピーカー“Peak”日本上陸。TIASでフロア型「SONORA」披露

SONORA

PROSTOは、2024年7月から、デンマークのスピーカーブランド「Peak Consult(ピーク・コンサルト)」の輸入代理店業務を開始すると発表した。第1弾モデルとして、フロア型「SONORA」「SINFONIA」「EL DIABLO」を受注開始する。今月26日から28日まで東京・有楽町で開催されるイベント・2024東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)では、パッシブラジエーター付きの2ウェイ「SONORA」を展示する予定。

【Peakスピーカーラインナップ】  ※いずれも受注販売(税抜)・ペア
・2ウェイ2スピーカー「SONORA(ソノラ)」        500万円
・3ウェイ3スピーカー「SINFONIA(シンフォニア)」    900万円
・3ウェイ4スピーカー「EL DIABLO(エル・ディアブロ)」  1,100万円

Peakは、1996年創業のブランド。DYNAUDIOの創業者でCEOも務めていたエーレンホルツ氏がPeakを2021年に買収し、以来共同オーナーとして製品開発とマーケティングを行なっている。PROSTOは「1992年以来、DYNAUDIOの日本代理店として活動しておりました弊社が、再びエーレンホルツ氏の理想とするスピーカーシステムを、日本に紹介することができることを大変光栄に感じております」とコメントしている。

EL DIABLO

Peakスピーカーについて

今回国内導入が決まった3モデルには、アンプの負荷を軽減し、システムに溶け込む自然なマッチングを可能にするというPLIC(Peak Linear Impedance Control)搭載のクロスオーバーネットワークを採用。

ネットワークはコストの制約を外し、厳選したパーツを投入した設計となっており、キャビネット内に専用の密閉チャンバーを設けることで音響的に隔離させた状態で収納。チェンバーの中にはドライサンドを充填し、不要なマイクロフォニック効果を排除。パーツの動作温度をより低く最適な状態に維持させているのが特徴だという。

SONORAは、68kgのキャビネットに2ウェイ2スピーカーと背面に23cmのパッシブラジエーターを組み合わせた構成。クロスオーバー周波数は2,500Hzで、再生周波数帯域は28~30,000Hz。感度は85dB(1W/1m)で、インピーダンスは4Ω。外形寸法は28×38.5×113cm(幅×奥行き×高さ)。

SINFONIA

SINFONIAは、78kgのキャビネットに3ウェイ3スピーカーを組み合わせた構成。ウーファーはカスタムメイドの20cm径で、リアバスレフ。クロスオーバー周波数は450Hz、3,100Hzで、再生周波数帯域は25~30,000Hz。感度は89dB(1W/1m)で、インピーダンスは5Ω±1Ω。外形寸法は30×46×114cm(同)。

EL DIABLOは、90kgのキャビネットに3ウェイ4スピーカーを組み合わせた構成。リアバスレフ。クロスオーバー周波数は350Hz、2,400Hzで、再生周波数帯域は20~30,000Hz。感度は90dB(1W/1m)で、インピーダンスは5Ω±1Ω。外形寸法は30×54×115cm(同)。