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TAD、限定色サンタマリアアクアマリンの最上位スピーカー「TAD-R1TXLTD」

深くて美しい藍色“サンタマリアアクアマリン”を採用した「TAD-R1TXLTD」

テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(TADL)は、フラッグシップスピーカー「TAD-R1TX」の特別限定モデルとして、深くて美しい藍色“サンタマリアアクアマリン”を採用した「TAD-R1TXLTD」を全世界25セットで受注販売する。12月発売で、価格は1本11,550,000円。

ベースとなるTAD-R1TXの外装色“ベリルレッド”および“エメラルドブラック”と同様に、ベリル由来の宝石をイメージさせるサンタマリアアクアマリンを採用。「海底から海面を見上げているような光の移ろいによって木目の立体的な美しさが引き立ち、工芸品としての魅力を高めている」という。

熟練の職人による塗装の吹き付け、下地の磨き、仕上げの磨き工程を経て美しく仕上げられたエンクロージャーに加えて、CSTドライバー周りのトリムリングの色も上品で洗練された“オーレリアゴールド”に変更した。

異素材を組み合せたラミネート構造材をエンクロージャーに使用。横隔壁を骨格にするとともに周囲を強固なパネルにするなど、フレーム構造とモノコック構造のメリットを活かすことで、静的・動的強度と制振効果を高めた“SILENTエンクロージャー”構造を採用。このエンクロージャーを最大限に活かすサウンドチューニングも施した。

さらに、バスレフポート開口部とエンクロージャーを支えるベースに15㎜厚、12kgのアルミベースを追加。製品の重心を下げて安定させることで、より力強い低域再生を実現している。

アルミベースの色も、CSTドライバーのトリムリングと同様オーレリアゴールドにすることで、高級感を引き立たせている。

本体をより強固に支え、音の情報量、力感および空間表現力を向上させるために、スパイクを新たに開発。160kgを超える重量を受け止めながらスピーカーの能力を最大限に発揮するために、接点部に高硬度で耐摩耗性に優れ、弾性変位の小さい特殊合金鋼を採用。併せて使用する新開発のスパイクベースも、硬質な素材と柔軟な素材を組み合わせた拘束制振構造を採用。接点部にはスパイクの良さを生かすために特殊鋼を使っている。

スピーカー構成は3ウェイ。ウーファーは25cmコーン型×2、ミッドレンジ/ツイーターは同軸で16cmコーン型/3.5cmドーム型。再生周波数帯域は21Hz~100kHz。クロスオーバー周波数は250Hz、2kHz。出力音圧レベルは90dB(2.83V・1m)。公称インピーダンスは4Ω。

外形寸法は554×698×1,308mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は162kg。