ニュース
AZLA、ベリリウムコーティングドライバ搭載で19800円「HORIZON II」。DACケーブルも
2024年8月14日 07:00
アユートは、AZLAブランドの新製品として、シングルダイナミックドライバーを搭載したユニバーサルタイプのIEM「HORIZON II」と、Type-C to 3.5mm変換DACケーブル「Smart DAC A100 Black」を8月17日に発売する。価格はHORIZON IIが19,800円、Smart DAC A100 Blackが2,200円。
HORIZON II
2018年に発売したシングルダイナミックドライバーIEM「HORIZON」のエッセンスを受け継ぎ、アルミニウムシェル、10mm径ベリリウムコーティングドライバー、3in1マルチプラグを採用しているのが特徴。
ドライバーに音響用素材として優れるベリリウムフィルムを採用した、10mm径ベリリウムコーティングドライバーを採用。「オーディオの解像度とシャープネスを高めた」という。さらに、3段階に渡る専門測定による品質テストに合格したドライバーのみを使用。優れた位相特性を実現している。
周波数応答範囲は10Hz~40kHz。入力感度は107dB SPL/mW(@1KHz)。インピーダンスは17.7Ω(±10%@1KHz)。
本体シェルにはアルミニウムを採用。共振を抑制することでドライバーレスポンスを高めている。音の吸収を最小限に抑え、クリーンかつ速い応答速度でサウンドのキレを向上し、低音の共振効果を下げることで内部チャンバーに損失なく音波を伝える。独自のフィボナッチフィルターを採用することで、高音域の表現力も高めた。
ケーブルには、可能な限り損失の少ない伝送を行なうため、黒銅線4芯6本、銀メッキ銅線7芯6本、中央に銀メッキ銅線4芯7本を使用したプレミアムウィービングケーブルを採用。同心反対スパイラル構造によりタッチノイズ軽減とケーブル耐久性を向上させた。コネクターには互換性の高いカスタムIEM 2pin(0.78mm)を採用している。
3.5mmアンバランスと 2.5mm/4.4mmバランスの切り替えが簡単にできる、ストレートプラグタイプの3in1マルチプラグを採用。デバイスに合わせて好みのプラグで接続できる。
付属のイヤーピースには、軸部を黒色にしたオリジナルの「SednaEarfit ORIGIN Black」がSS/S/MS/M/ML/Lの6サイズ付属。ORIGINは、低刺激フィットを実現するKCC SILICONEの医療用シリコンを採用。耳に触れる部分に向かうほど厚みが薄くなる独自のテーパード型構造設計により、低圧迫と高遮音を両立。音の直進性を高めるストレート型内部構造とホーン型開口部を採用し、特定の音域を可能な限り強調せず、高音域から低音域までバランスよく明確に耳まで届けるという。セミハードタイプオリジナルキャリングケースが付属する。
ハイレゾ対応DAC内蔵のUSB Type-C 変換ケーブルとUSB Aタイプ変換アダプター
Smart DAC A100は、ケーブル長約7cmのDAC内蔵USB Type-C to 3.5mm ジャック(4極マイク入力対応)変換ケーブル。PCMで最大96kHz/24bitまでをサポート。スマートフォンやPC、Nintendo SwitchやPS5などのゲーム機でも使用可能。
ケーブル部分にはWeavingシールド処理を施した銀メッキOFCを採用。素早い音声信号伝達と共にノイズを防ぎ、サウンドと音声をクリアに伝送・再生する。PCなどとの接続用として、USB Aタイプ変換アダプター(Type-C to USB A)も付属する。