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Amazonドラマ「龍が如く」ワールドプレミア。主演・竹内「あたたかく受け取っていただけたら」

10月21日に行なわれた世界配信記念ワールドプレミアの様子
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Prime Videoは、10月25日から世界独占配信するAmazon Originalドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」の世界独占配信記念ワールドプレミアを10月21日にグランドプリンスホテル新高輪で開催し、主演の竹内涼真や賀来賢人、唐沢寿明などキャスト陣がレッドカーペットに登場した。

今作は、セガの大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズを基に、オリジナル脚本で制作された実写ドラマ。竹内が主人公の桐生一馬を演じ、その桐生と養護施設で一緒に育ち、後にライバルとなる兄弟分、錦山彰(錦)役を賀来が演じている。全6話構成で、10月25日と11月1日に各3話ずつ配信。

ワールドプレミアには竹内、賀来のほか、桐生や錦の幼馴染で家族思いの澤村由美役を演じた河合優実、天真爛漫で明るい錦の実の妹・錦山ミホ役の中山ひなの、桐生の宿敵・真島吾朗を演じた青木崇高に加え、児童養護施設を運営し、桐生たちの父親代わりでもある風間新太郎を演じた唐沢も登場。合計6人のキャストと、総監督を務めた武正晴監督の7名が、配信を心待ちにする総勢600人以上の観客の前に姿を見せた。

竹内涼真「ついにこの日がやってきた」。過酷な肉体づくりも明かす

大きな熱狂に包まれた会場の雰囲気に竹内は「ついにこの日がやってきたという思いで、胸がいっぱいです。現場の熱量が皆さんに届けばいいなと思っております」と明かすと、「Hi everyone! I'm Ryoma Takeuchi. I played Kiryu. I'm very excited and have been looking forward to today for a long time. I hope you enjoy the show. Thank you so much.」と世界配信を待つ海外のファンにも挨拶。

続けて賀来も「去年の夏、本当に暑い中、熱い想いで、とんでもなくアツい力と、スタッフキャスト一丸となった熱量をこの作品に込めましたので、本当に世界に堂々と見せられる作品ができたと思っています」と語ったあと、こちらも英語でコメントし、世界のファンにメッセージを送った。

今作は1995年と2005年、ふたつの時間軸を交差させながら描かれるのが特徴のひとつ。そんなドラマの見どころについて、竹内は「“これ”というものを一つ絞り出すのが難しいです、素晴らしいゲーム原作がある中で、どの部分を抽出するかがキーになってきますが、僕はその1つが“愛”だと思います。家族の愛だったり、彼らはなぜ神室町で戦わなきゃいけなかったのか、彼らはどうして勝ちたかったのか……。その人間ドラマが今回いちばん自信をもって『見てください』と言えるところだと思います」と力説。

撮影中に、さまざまなアクションに挑んだ竹内について、賀来は「すごかったです。本当に暑くて、密室で、エキストラさんも100人以上いて。男たちの熱気がすごくて、ノースタントでアクションを一日に何シーンもやっていて。僕は見てただけ!(笑)。『生きて帰ってこい』と、とにかく応援していました」と、冗談を交えながら絶賛した。

河合は全6話で描かれる本作について、「アクションシーンや“ヤクザ”の世界を描いた面白さは作品を通してずっと散りばめられているんですが、1話より2話、2話より3話と、物語に入り込んで追いかけるのが楽しくなっていくんです。最終的には、登場人物それぞれの個人的なドラマを皆さんも追いかけたくなるんじゃないかと思います」と、ドラマ全体のスピード感をアピールした。

さらに唐沢は、竹内との共演を振り返り「すごい大胸筋でしたよ。相当ストイックにやっていて、非常に印象的でしたね。お弁当とか自分で持ってきて、ささみとか食べてるんです。減量してたんだよね?」と、撮影の裏側を明かしつつ、竹内に質問。

竹内は「桐生が10年間、刑務所に入るという設定だったので。10年間牢屋に入る環境や、過酷さを表現したくて減量して撮影しました」と答え、桐生の背負った10年の変化を体現するために行なった肉体づくりについて語った。

“真島の兄さん”と呼ばれ、絶大な人気を誇る嶋野の狂犬・真島吾朗を演じ、ファンからも熱い期待が寄せられている青木は、大きく両腕を広げて客席に飛びかかるという、真島らしいのトリッキーな動きを見せて会場を盛り上げる。

そんな青木は「全世界にファンがいる真島の兄さんを演じるなら、ゲームのビジュアルに寄せていくアプローチが必要だと思いました。ゲームももちろんやったことあるんですけど、さらに情報を追いかけたくて5~6時間ある動画をくまなくチェックして、印象的なセリフや言葉を差し込んだりしました。プレッシャーももちろんあったんですけど、楽しくやらせていただきました」とこだわりの役作りを明かしている。

ミホ役の中山は「みなさんお優しくて……。竹内さんのアクションシーンは、ド迫力で、本気で役に向き合っている姿がかっこよかったです。賀来さんは4人での撮影の最後の日に写真を撮ろうって言ってくれてすごく嬉しかったので、それを毎晩のように見ています。河合さんは一番共演シーンが多かったので、本当のお姉さんのようでした」と撮影を振り返った。

武総監督は「セガさんが日本から発信されたゲーム『龍が如く』という非常にクリエイティブな作品を、Amazonスタジオとともに新たな配信ドラマという形で実写化させていただきました。Prime Videoからこの作品が世界に飛び出していきます。ゲームとドラマの『龍が如く』、これからどう伝わっていくか楽しみです。ゲームもドラマもそれぞれ新しい展開になっていったら嬉しく思います。」と、原作へのリスペクトを明かしつつ、新たな作り上げた物語に自信を覗かせた。

最後に、竹内がキャストを代表して「気合入れて、魂込めて、命を懸けて作りました。是非あたたかく受け取っていただけたら嬉しいです。『龍が如く~』を楽しんでいただけたら嬉しいなと思います」とコメント。

さらに竹内の「Are you ready?Like a Dragon!」の掛け声にあわせて会場のファン全員で「『龍が如く』!!」と声を挙げると、華やかにテープが舞い、世界配信記念ワールドプレミアは大盛況のうちに幕を閉じた。