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SHANLING、小型でもフルバランスヘッドフォンアンプ回路搭載USB DAC「EH1」

USB DAC兼ヘッドフォンアンプ「EH1」

MUSINは、SHANLINGブランドの新製品として、コンパクトサイズながら、豊富な出力系統とシンプルな操作性を備えたUSB DAC兼ヘッドフォンアンプ「EH1」を12月13日に発売する。価格は34,650円。シルバーとブラックの2カラーを用意する。

DAC部には、Cirrus Logicの高品位DAC「CS43198」を採用。SHANLINGエンジニアのチューニング技術と、D/A性能の組み合わせにより、「音楽鑑賞だけではなく、映像コンテンツやゲームプレイでも忠実性に優れた心地よいサウンドを体験できる」という。

イヤフォン出力は6.35mmシングルエンドと4.4mmバランス出力を備え、駆動力の要求値の高い、フルサイズヘッドフォンからイヤフォンまで、幅広い製品に対応するという。2段階のゲイン機能と、低域/高域のトーンコントロール機能も搭載。

ヘッドフォンアンプ回路はフルバランス設計。SG microの「SGM8262-2」オペアンプを2基搭載。SAMYOUNG 47μF×4、Panasonic FC/47μF×8、ELNA Silmic II/47μF×5の厳選されたコンデンサを、回路へ分配配置している。これによりEH1の駆動力を高めながら、ナチュラルで温かみのある柔らかなサウンドと、パワフルな出力を実現した。

高性能USBチップセットを採用し、PCM 768kHz/32bit、DSD 512のサンプリングレートに対応。入力端子はUSB-Cで、スマートフォン、タブレット、PCなどの様々なデバイスとの接続できる。UAC1.0にも対応。家庭用ゲームコンソール機とも接続可能。

他にも、RCAのアナログ出力、同軸デジタル出力も備えている。筐体は洗練されたアルミニウムボディを採用し、デスクトップを美しく彩ってくれるオーディオ機器としても活用できる。外形寸法は156×90×36.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は392.5g。