ネットラジオ「超！A＆G＋」3月末でサービス終了。一部番組は地上波/配信に移行

文化放送ホームページより

文化放送は21日、アニメ＆ゲーム＆声優コンテンツのインターネットラジオ「超！A＆G＋」のサービスを、3月末をもって終了すると発表した。一部番組は4月から地上波での放送、オリジナル配信プラットフォーム「QloveR」での配信に移行するという。

「超！A＆G＋」は、2007年9月より、文化放送が制作し、デジタルラジオ推進協会が実用化試験放送していた地上デジタルラジオ「DigiQ+N 93」のアニメ・ゲーム・声優関連番組を専門とするチャンネルとしてスタート。同時に、デジタルラジオを受信できないリスナー向けにインターネット同時再送信を始めた。

その後、地上デジタルラジオの実用化試験放送は2011年3月をもって終了。同年4月よりインターネットラジオチャンネル「超！A＆G＋」として改めてスタートし、アニメファンを中心に利用されてきた。そして、2024年4月1日からは文化放送発のオリジナル配信プラットフォーム「QloveR」の「超！A＆G＋チャンネル」でもサイマル配信が行なわれていた。

文化放送は、市場のニーズやユーザーの視聴環境の変化に対応したサービスの向上、また質の良いコンテンツ提供を持続していくためのリソースの選択と集中の検討を進める中でサービスの終了を決定したと説明。今後、「超！A＆G＋」一部番組の移行を含め、「QloveR」でのコンテンツを拡充していくという。

番組の継続やサービス移行、また終了に関する詳細は、各番組より順次発表する予定。また「超！A＆G＋」終了の3月31日には、特別番組の放送を予定しているという。