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ピクセラ、キャンドルのような“ゆらめき”にこだわった、ランタン風スピーカー。音質レビュー付き
2025年1月29日 11:00
ピクセラは、A-Stageとの共同ブランド「Re・De」の新製品として、キャンドルのような灯りと、Bluetoothスピーカーを組み合わせた「Re・De Light & Sound」を開発。1月29日から、マクアケにて先行販売を開始した。一般販売予定価格は14,300円だが500台限定で31% OFFの9,900円でのプランなどを用意している。製品の配送は4月末までに行なう予定。一般販売は4月下旬を予定している。
なお、2月5日23時59分まで使用できる、応援購入価格からさらに500円OFFとなるクーポンコード「LIGHTANDSOUND_500」も用意している。
ランタンのようなデザインの製品で、上部にライトを搭載。精密なアルゴリズムを用いる事で、キャンドルのように複雑にゆらめく灯りになっており、眩しさのない、柔らかな灯りが楽しめる。不規則なゆらぎが、人間の身体のリズムとリンクし、心地よさと充足感をもたらすとする。
ライトは、曲げガラスのようなゆるやかなくびれた窓の中に配置。窓に光が柔らかに反射する事も計算して作られている。
なお、キャンドルのような中心のライトに加え、その上部に天面ライトを装備。天面ライトは、ユーザーが明るさを調整可能。読書やアウトドアなど、様々なシーンで空間を柔らかく照らすという。
スピーカーは、ライトの下部に、上向きに配置。360度に音を放出し、低音から高音まで広がり、心地よいサウンドを実現。「音で空間をデザインするように、繊細できめ細かく広がる音質にこだわった」とのこと。
バッテリーを内蔵し、コードレスで使用可能。充電はUSB-C端子から行なう。連続使用時間は約6時間。水しぶきがかかっても使える防水性能も実現している。
Bluetoothでの接続に対応し、コーデックはSBCに対応。外形寸法は84.5×194.5mm(直径×高さ)で、重量は約550g。
音を聴いてみる
中心にあるキャンドルのようなライトは、リアルなゆらぎが表現されており、遠目で見ると、本当にろうそくの炎が揺れているように見える。バッテリー内蔵であるため、ハンドルで手軽に持ち運び、リビングから部屋へといった移動も簡単にできる。
水しぶきにも耐えられる防水性能を備えているので、キッチンに置いたり、庭やベランダなどでくつろぐ時に使うというのもアリだろう。
ユニットを上向きに搭載した360度スピーカーであるため、設置しているRe・De Light & Soundの周りを、ぐるぐる回りながら聴いても、聴こえる音の印象が変化しない。部屋の中心や、隅などに設置し、BGM的な感覚で音楽で満たすような使い方がマッチするだろう。スマホでradikoアプリを使い、ラジオを流すというのも良さそうだ。
気になる音質は、中高域がクリアで、伸びやかなサウンドが楽しめる。音色もニュートラルで、人の声やアコースティックな楽器の響きもリアルだ。声も聞き取りやすいので、スマホのYouTubeなどで楽しんでいる番組を、このスピーカーから流すという使い方もアリだ。
一方で、スピーカーに割かれている筐体の体積がそこまで大きくないためか、地を這うような低音は出ない。どちらかというと、ハイ上がりのバランスで、中高域のクリアさを重視しているような音作りだ。
なお、底部には輪っか型のゴム足も装備しており、机の上など、設置した場所にスピーカーの振動が伝わらないように配慮されている。そのため、音量を上げていって、部屋を音で満たすような使い方をしても、サウンドの明瞭度は低下しない。