オヤイデ、ケーブル着脱式ヘッドフォン専用ケーブル

-5,250円から。ヘッドフォンアンプ用も


ヘッドフォンアンプ用ケーブル

5月25日より順次発売

標準価格:3,675円~10,500円


 小柳出電気商会は、ケーブル着脱可能なヘッドフォンや、ポータブルヘッドフォンアンプを接続するための専用ケーブル「HPCシリーズ」を5月25日から順次、同社直販店「オヤイデ電気」などで発売する。種類や価格は下表の通り。

型番

プラグ形状

長さ

価格

発売時期

ヘッドフォン接続用

HPC-X35

MiniXLR
-ステレオミニ

1.3m

5,250円

6月10日
2.5m

6,300円

HPC-X62

MiniXLR
-Phone

1.3m

5,775円

2.5m

6,825円

HPC-35

ステレオミニ 
-ステレオミニ

1.3m

5,250円

2.5m

6,300円

HPC-62

ステレオミニ
-Phone

1.3m

5,775円

2.5m

6,825円

ポータブルヘッドフォンアンプ接続用

HPC-SS

ステレオミニ 
ストレート
-ストレート

0.15m

3,675円

5月25日
HPC-LS

ステレオミニ 
ストレート -L型

HPC-LL

ステレオミニ 
L型 -L型

Y型分岐ケーブル

HPC-35R

ステレオミニ 
-RCA(L/R)

1.3m

8,400円

6月10日
2.5m

10,500円

HPC-22W

 いずれのケーブルも同社の「HPC-22W」を使用。導体には高い伝送特性を持つPCOCC-Aを採用。また、PFA(テフロン)素材の薄型絶縁体により、伝送ロスを軽減。介在にはコットンファイバーを配置し、電気的に安定した信号を伝えるとともに、ケーブル強度も向上。外装シースはゴムと同様の強度を持ちながら、電気特性に優れたというTPE(オレフィン系エラストマー)を使用する。

 プラグ部の素材には真鍮を採用。接点部分に銀メッキとロジウムメッキを表面に施すことで、接点の腐食防止や伝送特性の向上を実現。さらに仕上げのコーティングには、カメラレンズなどに使われているというベリクロームメッキを使用する。

 ケーブル着脱式ヘッドフォンに使用できる専用ケーブルは、ヘッドフォン接続コネクタがMini XLRプラグとステレオミニプラグの2タイプを用意。

 HPC-X35/X62はMini XLR(メス)プラグを搭載し、Mini XLRタイプのヘッドフォンに接続可能。もう片方のプラグはステレオミニとPHONEプラグの2モデルをラインナップ。対応機種はAKG EK300/EK500S/K141/K171 MKII、パイオニア HDJ-2000など。長さは1.3mと2.5mの2種類を用意する。

 またHPC-35/62は、ステレオミニ接続のヘッドフォンに使用可能なケーブル。もう片方のプラグはステレオミニとPHONEプラグの2モデルをラインナップ。対応機種はゼンハイザー HD205/HD215、ULTRASONE PRO 550/PRO 650/PRO 750/PRO 900など。長さは1.3mと2.5mの2種類を用意する。

Mini XLR接続用ケーブル。HPC-X35(左)、HPC-X62(右)使用例。ヘッドフォンは別売
ステレオミニ接続用ケーブル。HPC-35(左)、HPC-62(右)使用例。ヘッドフォンは別売

 ポータブルヘッドフォンアンプ接続用のケーブルはステレオミニプラグの形状別に3種類を用意。両端ストレートのHPC-SS、ストレートとL型のHPC-LS、両端L型のHPC-LLをラインナップする。いずれも長さは0.15m。

 HPC-35Rはヘッドフォンアンプから小型スピーカーなどに接続可能なY型分岐ケーブル。プラグはステレオミニとRCA(L/R)で、長さは1.3mと2.5mの2種類を用意する。ケーブルには分岐用スタビライザーを備え、分岐の長さを調整可能。

ポータブルヘッドフォンアンプ接続用ケーブル。HPC-SS(上)、HPC-LS(中)、HPC-LL(下)分岐ケーブル「HPC-35R」

(2009年 5月 13日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]