オンキヨー、高音質化を図った2.1chスピーカー
-モノコックコーン採用。フロントサラウンドも
オンキヨー株式会社は、2.1chシアターシステム「HTX-11X」を6月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。
HTX-11X |
5.1chアンプ内蔵のサブウーファと、2chフロントスピーカーのセット。アンプ出力は17W×5chと35W(サブウーファ)。独自のVLSC回路も搭載し、音の実在感や音場感を向上しているという。
2007年に発売した「HTX-11」の後継モデルで、変更点はフロントスピーカーの振動板に「A-OMFモノコックコーン」を採用したこと。モノコックコーンの採用と、大型マグネットの採用などにより音質向上を図ったという。フロントスピーカーは密閉型で、8cm径A-OMFモノコックコーンと2cm径バランスドームツイータの2ウェイ。外形寸法は101×113×175mm(同)、1kg。
サブウーファはバスレフ型で、ダクトはスリット型の「AERO ACOUSTIC DRIVE」構造を採用する。ユニットは16cm径OMFコーン。デコーダはドルビーデジタル/DTS/AACなどに対応。フロントスピーカー用の5.1chバーチャルサラウンド技術「Theater-Dimensional」を搭載している。
サブウーファ部の音声入力端子は光デジタル×3、アナログ音声×2。外形寸法と重量は、207×327×330mm(幅×奥行き×高さ)、10.5kg。リモコンや、光デジタル音声ケーブルが付属する。
D-11XC(左)、D-11XM(右) |
また、「HTX-11X」に追加することで5.1chに拡張できるセンタースピーカー「D-11CX」、リアスピーカー「D-11XM」も6月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも8,000円前後。
いずれも密閉型で、D-11XMは、8cm径A-OMFモノコックコーンと2cm径バランスドームツイータの2ウェイ。D-11XCはウーファを2基装備する。
(2009年 5月 22日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]