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NHK「魔改造の夜」5月に新シーズン。初回は「ゴリラちゃん ターザン幅跳び」

「ゴリラちゃん ターザン幅跳び」

NHKは、「魔改造の夜」新シーズンを5月から放送する。今年度初回の競技は巨大なゴリラちゃんの玩具を魔改造する「ゴリラちゃん ターザン幅跳び」で、総合テレビで5月29日19時30分~20時42分に放送する。

今回魔改造するのは、巨大なゴリラちゃんのぬいぐるみ。ゴリラちゃんが15mを走って勢いをつけ、吊り下げられた6mのロープをつかんでターザンジャンプし、幅跳びした距離を競う。

K州大学
O電気
M菱電機

参加チームは福岡から参戦する「K州大学」、国内で高いシェアを持つATM機器やプリンターなどを開発・製造する大手メーカー「O電気」、さまざまな家電製品から人工衛星まで、岩崎弥太郎から始まる総合電機の巨大企業「M菱電機」の3チーム。

ロープをつかむことができないぬいぐるみのゴリラちゃん。各チームは一体どのような「手」をつくるのか?一瞬でロープを正確につかむのも、相当な難しさなうえ、つかんだ直後にロープを離さないと跳べないため、すぐに手を離す動きも必須となる。

この複雑な機構をどうすればいいのか……各チーム、開発してはテストを繰り返すが、これがおそろしく難しい。

勝負を分けるポイントは、「どれだけ速いスピードで走ってロープをつかむか?」というところ。各チームようやく「つかんで離す」ができても、距離が全く伸びない。そこでマシンを速くすると、ロープをつかんで離す時間が短くなり、今度はタイミングが“激ムズ”に(その間わずか0.3~4秒)。

さらに、速く走ろうと改造するとマシンが重くなり、テスト中に大破……と、各チームがもがき苦しむ超難題。果たして遠く跳ぶなど可能なのか…?

1カ月半の苦闘の末、各チームは異なるアイデアで、モンスターマシンを誕生させた。ゴリラちゃんはロープをつかみ、天高く宙を舞うことはできるのか。

出演は魔改造倶楽部の伊集院光(顧問)、いとうまい子(顧問)、矢野武(実況)、東京大学大学院の長藤圭介准教授(解説)。

伊集院光(顧問)
いとうまい子(顧問)
矢野武(実況)
長藤圭介東京大学大学院准教授(解説)