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NHK、魔改造新作「ゴリラちゃん ターザン幅跳び」今夜19時半から

M菱電機

超一流エンジニアたちが極限のアイデアとテクニックを競う、NHKの技術開発エンタメ番組「魔改造の夜」。今日29日は、新年度の新作第1弾となる「ゴリラちゃん ターザン幅跳び」を放送する。NHK総合で19時30分から20時42分まで。

今回魔改造するのは、巨大なゴリラちゃんのぬいぐるみ。ゴリラちゃんを15m走らせて勢いをつけ、吊り下げられた6メートルのロープをつかみターザンジャンプさせ、幅跳びした距離を競う。

参加チームは福岡から参戦する「K州大学」、国内で高いシェアを持つATM機器やプリンターなどを開発・製造する大手メーカー「O電気」、さまざまな家電製品から人工衛星まで、岩崎弥太郎から始まる総合電機の巨大企業「M菱電機」の3チーム。

K州大学

ロープをつかむことができないぬいぐるみのゴリラちゃん。各チームは一体どのような「手」をつくるのか?一瞬でロープを正確につかむのも、相当な難しさなうえ、つかんだ直後にロープを離さないと跳べないため、すぐに手を離す動きも必須となる。

この複雑な機構をどうすればいいのか……各チーム、開発してはテストを繰り返すが、これがおそろしく難しい。

O電気

勝負を分けるポイントは、「どれだけ速いスピードで走ってロープをつかむか?」というところ。各チームようやく「つかんで離す」ができても、距離が全く伸びない。そこでマシンを速くすると、ロープをつかんで離す時間が短くなり、今度はタイミングが“激ムズ”に(その間わずか0.3~4秒)。

M菱電機

さらに、速く走ろうと改造するとマシンが重くなり、テスト中に大破……と、各チームがもがき苦しむ超難題。果たして遠く跳ぶなど可能なのか…?

1カ月半の苦闘の末、各チームは異なるアイデアで、モンスターマシンを誕生させた。ゴリラちゃんはロープをつかみ、天高く宙を舞うことはできるのか。

出演は伊集院光、いとうまい子、東京大学大学院の長藤圭介准教授。実況は矢野武、語りは小島幸子。