トムソン・カノープス、「EDIUS Pro 5.5」をNABで発表

-AVCHD編集性能強化。アップデータは4月中旬提供


EDIUS Pro 5.5
4月中旬提供開始
 
 
 
 
 
 
 
 
 

トムソン・カノープスが出展するGrass Valleyブース
 トムソン・カノープスは、ノンリニア編集ソフト「EDIUS Pro 5」の最新バージョン「5.5」を、2010年4月に開催される「NAB 2010」において発表する。アップデータの提供はユーザー限定で、4月中旬より無償で行なわれる。

 今回のアップデートにより、2009年に発売した「EDIUS Neo 2 Booster」同様のフルフレーム・フル解像度でのAVCHD映像のネイティブ編集が可能。また、Windows 7(32/64bit)にも対応する。

 AVCHDネイティブ編集は、従来のEDIUS Proでも対応していたが、最新バージョンでは、リアルタイム性能を大幅に向上させており、Core i7搭載PCを用いて行なった同社のテストでは、3ストリーム以上のAVCHD映像のリアルタイム処理が可能になったという。

 これにより、様々な映像フォーマットの同一タイムライン上での混在編集がAVCHDについても可能になるとしている。

4ストリームのAVCHD編集を行なうデモパナソニックのAVCカムや、デジタル一眼「DMC-GH1」、ソニーのコンパクトデジカメ「DSC-HX5V」など様々なカメラのAVCHD動画が混在可能EDIUS Pro 5.5の特徴
そのほかのNABでの展示。小規模システム向けのHDネットワーク編集システムEDIUS Workgroup Server Level5や、6月にアップデートを予定しているデジタルディスクレコーダ「T2」など

(2010年 3月 9日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]