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AZLA×qdc「ボーカル表現とサウンドバランスにこだわった」青磁のようなイヤフォン「LE CELADON」
2025年4月30日 11:00
アユートは、AZLAとqdcがタッグを組んで開発した限定生産ユニバーサルIEM「LE CELADON」(ル・セラドン)を5月3日に発売する。シングルフルレンジ・ダイナミックドライバー搭載モデルで、価格は38,500円。
AZLAとqdcのサウンドエンジニアが約1年の共同作業によって完成させたモデルで、青磁のような美しいデザインとサウンドをコンセプトとしている。AZLAが追求する空間表現と、qdcの繊細なサウンドと表現力を突き詰め、「高解像度で高品位なボーカル表現とサウンドバランスの再現に注力した」とのこと。
ドライバーには10mm径ダイナミックドライバーをシングルフルレンジで搭載。磁束密度を高めて振動板レスポンスを向上させるデュアル磁気回路と、歪みを抑えて優れたサウンドバランスを実現するデュアルキャビティ構造を採用している。
左右それぞれのユニットを最先端の設備にてバランス測定することで、優れた位相特性と定位感も実現。滑らかで自然な高音域を表現するフィボナッチフィルターも使っている。
qdcが製造するシェル形状ならではの人間工学に基づいた耳へのフィッティングと共に、青緑色に発色させた陶磁器である青磁のような透明感と品位のあるデザインに仕上げている。
ケーブルは汎用性の高いフラットIEM 2pinコネクターで、4芯銀メッキ OFCを使用。アンバランス/バランスが簡単に切り替えできる3in1マルチプラグ採用ケーブルと、サウンドとマイクを完全分離して混線を防ぐことで鮮明なサウンドとボイス伝達を可能にするweavingシールド技術を採用したインラインリモコンマイク付きケーブルの2本が付属。
スマホ接続用に、ケーブル長約7cmのDAC内蔵USB Type-C to 3.5mmジャック(4極マイク入力対応)変換ケーブルが付属する。UAC 2.0に対応し PCM 384KHz/32bitまでの高解像度ハイレゾ音源をサポート。ケーブル部分はWeavingシールド処理した銀メッキOFCを採用している。PC等との接続用としてUSB Aタイプの変換アダプター(Type-C to USB A)も付属する。
LE CELADONの標準イヤーピースには、LE CELADON のバンドル専用に開発された通常軸長のシリコンイヤーピース「SednaEarfit SE1500 LE CELADON」SS/S/MS/M/ML/L(MSサイズは初期装着済み)の計6サイズと、フォーム素材と医療用シリコンのハイブリッド構成イヤーピース「SednaEarfit Foamax」S/M/Lの計3サイズが付属する。
周波数応答範囲は10Hz~40kHz。入力感度は102dB SPL/mW(@1KHz)。インピーダンスは18Ω(±10%@1KHz)。