オーエス、Optomaの3D DLPシアタープロジェクタ上位機
-レンズシフト/カラーマネジメント搭載の「HD83S1」
HD83S1 |
オーエスプラスeは、Optoma製の3D対応DLPホームシアタープロジェクタ「HD83S1」を12月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40万円前後。
0.65型/1,920×1,080ドットのDMDパネルを搭載した単板式DLPプロジェクタ。11月21日に発売した「HD33S1」の上位モデルで、レンズシフトやカラーマネジメントシステムなどの機能を加えたことが特徴。輝度は1,600ルーメン、コントラスト比は5万:1。光源は280WのUHPランプ。
DLP Link方式の3D表示にも対応。付属のアクティブシャッター式メガネと同期して3D映像が楽しめる。DLP Link方式により外付けエミッタ不要で同期でき、クロストークを抑えた明るい3Dを実現するという。
付属の3Dメガネ |
HD33S1にも搭載するBrilliant Color技術や、Optoma独自のイメージコントロール「Pure Engine」に加え、コントラスト感を向上するDynamicBlack技術や、カラーマネジメント技術などHD82で培った技術も搭載。細かな調整を可能にした。
さらに、上下左右のレンズシフトも搭載。左右各15%、上25%、下30%の範囲で調整でき、「PureShift」機能と合わせて、画質を落とさずにセッティングの幅が広がるとしている。
1.5倍のマニュアルズームレンズを搭載。フォーカスもマニュアルとなる。投写可能サイズは30~302型で、投写距離は1.5~12.5m。垂直±5度の台形補正機能を備えている。
入力端子はHDMI×2と、コンポーネント×1、コンポジット×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)。USBやVESA 3Dポート、トリガー出力、RS-232Cも備えている。
動作音は25dB(ノーマルモード)。消費電力は395W(ブライドモード)/335W(ノーマルモード)、待機時0.5W以下。外形寸法は370.9×498.6×199mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.4kg。リモコンが付属する。
(2011年 11月 25日)
[AV Watch編集部 中林暁]