ソニー、6,195円のNCヘッドフォン「MDR-NC8」

-7,455円の赤外線無線ヘッドフォンも


ノイズキャンセリングヘッドフォン「MDR-NC8」。カラーはブラックとホワイトの2色

 ソニーは、普及価格帯のノイズキャンセリング(NC)ヘッドフォン「MDR-NC8」を10月10日に発売する。価格は6,195円。カラーはブラックとホワイトの2色。

 また、低価格な赤外線タイプのワイヤレスヘッドフォン「MDR-IF245RK」も10月10日に発売する。価格は7,455円。




■NCヘッドフォン

ブラックモデル

 ソニーは騒音をデジタルデータ化し、DSPでNC処理を行なうデジタルノイズキャンセリング製品も投入しているが、「MDR-NC8」は従来からのフィルタやアンプを使って処理を行なうアナログタイプのNCヘッドフォン。周囲からの騒音を約90%低減できるという。

 NC機能をOFFにしていても、スルーで音を出す事ができ、通常のヘッドフォンとして使う事もできる。

 ユニットは30mm径。高磁力のマグネットを採用し、音の解像度を高め、クリアな中高音と豊かな低音を再生できるという。再生周波数帯域は30Hz~20kHzで、インピーダンスは17Ω(電源ON時)、19Ω(電源OFF時)。

 ハウジングは平らにしたり、内側に折りたたむ事も可能。電源は単4電池1本で、アルカリ電池であれば約80時間の使用が可能。ケーブルは1.2m。重量は約170g。入力はL型のステレオミニ。航空機用のプラグアダプタも同梱する。




■ワイヤレスヘッドフォン

 置台を兼ねた送信機とヘッドフォンで構成するシステム。送信機に入力された音楽を、赤外線で伝送。到達距離は約8m。

置台を兼ねた送信機とヘッドフォンで構成

 ヘッドフォンにはバッテリを内蔵しており、送信機に置くだけで充電可能。充電所要時間は約7時間、フル充電で約28時間の使用が可能。また、単4電池を使う事もできる。

 ヘッドフォンには、送信機の電源がOFFになっている時や、受信エリア外に行った時などに発生するノイズをカットするミューティング機能を装備。ユニットは40mm径のダイナミック型で、ハウジングは密閉型。再生周波数待機は10Hz~24kHz。重量は200g。

 なお、増設用のヘッドフォン部分「MDR-IF245R」も4,935円で単品販売される。

送信機の正面背面

http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-IF245R/

(2012年 8月 27日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]