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DS Audio初のモノラル専用カートリッジ。偏心検出スタビライザーも進化

DS Audio モノラルカートリッジシリーズ

DS Audioは8日、同社初のモノラル専用カートリッジシリーズを6月より順次発売する。全現行モデルにおいて、モノラル仕様の選択が可能になる。価格は125,000円~200万円。さらに、偏心検出スタビライザー「ES-002」を7月に発売する。価格は「ES-002 Reference」が550,000円(税別)、「ES-002 Core」が350,000円(税別)。

DS Audio モノラルカートリッジシリーズ

DS Audio初のモノラル専用カートリッジシリーズが登場。DS Audioの全現行モデルにおいて、モノラル仕様の選択が可能になった。モノラル再生に最適化された振動系設計と真鍮製ベースを採用し、「ヴィンテージジャズやクラシック録音の持つ迫力と実在感を、よりリアルに再現する」という。

税別価格は以下の通り。

  • Grand Master Extreme Mono:2,000,000円
  • Grand Master Mono:1,200,000円
  • DS Master3 Mono:800,000円
  • DS-W3 Mono:450,000円
  • DS003 Mono:225,000円
  • DS E3 Mono:125,000円

ES-002スタビライザー

ES-002スタビライザー

レコードの偏心を正確に補正することで、システム全体のワウ・フラッターを劇的に低減できるというスタビライザー。従来モデル「ES-001」を進化させたのが「ES-002」。実使用での信頼性と操作感に配慮し、構造・素材・バランスの各面をブラッシュアップしている。

具体的には、部品点数を削減し、構造全体をより洗練された形に再構成。シンプルさと堅牢性を兼ね備えた設計により、信頼性と安定性を高めた。

さらに、電池ボックスの構造見直しに加え、センサーユニット部に新素材を採用することで、長期使用における信頼性をより高めている。

内部構成を再調整し、回転時のバランスをより理想的な形に。スタビライザーとしての機能をより高い次元で引き出し、自然で滑らかな挙動を実現したとういう。

低価格なコアモデル「ES-002 Core」は、測定精度や基本機能はReferenceモデルと同一ながら、素材と付属品を見直すことで価格を抑えた実用モデル。最も高価なタングステン部品を真鍮に、内部部品を樹脂製に変更。付属品もシンプルに再構成している。