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オンキヨー、ヘッドフォン「ES-HF300/FC300」を発表
ケーブル着脱対応。FLAC/DSD対応アプリも
(2013/1/10 14:49)
オンキヨーは、2013 International CESのGibsonブースにおいて、新製品のヘッドフォンを発表した。CES会場外で巨大なテントを設けるGibsonブースの前にはオンキヨーのヘッドフォンのバルーンを展示。オンキヨーヘッドフォン参入をアピールしている。
ヘッドフォンは、「ES-HF300」と「ES-FC300」の2モデルを用意。いずれも試聴可能となっており、米国では間もなく発売開始する。
HF300はオーバーヘッドタイプで、40mm径のチタニウムドライバを搭載。ハウジングはアルミニウムで、デュアルチャンバー構造による低域再生能力が特徴という。折りたたみも可能となっている。6N無酸素銅を使ったケーブルは、着脱可能でMMCX端子を採用している。
FC300も同様に40mm径のチタニウムドライバを搭載するが、ケーブルが平型のエラストマーケーブルとなるほか、ブラック(B)、ホワイト(W)、バイオレット(V)の3色が用意される。ケーブルは着脱/交換が可能で、MMCX端子を採用している。再生周波数帯域はいずれも10Hz~27kHz、音圧感度は97dB/mW、最大入力は1,000mW、インピーダンスは32Ω。
イヤフォンは「IE-HF300」と「IE-FC300」を発売予定。いずれもアルミニウム製のキャビネットが特徴で、14.3mm径のダイナミック型ドライバを採用する。HF300は6N無酸素銅ケーブルを、FC300は平型のエラストマーケーブルを採用する。
FLACやDSD再生も可能なアプリも紹介。オンキヨーヘッドフォンとの併用を想定したアプリで、ブースではHD Playerと呼んでいたが名称は決まっていないとのこと。iOS版のほか、Android版も提供予定という。
FLACなどのハイレゾファイルは[HD]領域に、iOSのiPod機能の楽曲は[iPod]領域で管理。HD領域の楽曲では、実際にFLACの再生が行なえており、最高192kHzまでのアップサンプリングにも対応する。プレイリスト再生機能やイコライザ機能も搭載している。