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パイオニア、スノボ対応の耳掛け型重低音イヤフォン

エクストリームスポーツ時も外れにくい耳掛け型/防滴

 パイオニアは、スケートボード/スノーボードを使ったエクストリームスポーツなどに使用しても外れにくいという耳掛け型のイヤフォン2機種を2月下旬に発売する。価格は、「SE-E751」が6,200円、「SE-E721」が4,400円。カラーは、SE-E751がゴールド(N)とシルバー(S)の2色。SE-E721がレッド(R)、ブラック(K)、ホワイト(W)の3色。

SE-E751(ブラック)
SE-E721(ブラック)

 重低音再生とファッション性を両立させたという「BASS HEAD」シリーズの新モデル。激しい動きでも外れにくく、快適な装着感を維持できる構造を採用している。IPX2の防滴(製品が15度以内で傾斜しても、鉛直に落下する水滴に対して保護する)にも対応しており、激しいスポーツ中も快適に音楽を楽しめるという。

 両機種とも、イヤフォンはカナル型(耳栓型)で、強磁力希土類マグネットを搭載した9mm径ユニットを採用。「重低音の効いたダンスミュージックやクラブミュージックで、エクストリームスポーツを盛り上げる」としている。

 イヤーハンガーとイヤフォンの接合部にボールジョイントを組み込んだ、業界初という「アクティブフィット構造」を採用。ボールジョイントを使うことで、使用する人の耳の形状や耳穴の角度に合わせてインナー部の角度が可変し、フィット感を向上。カナル型イヤフォンが耳穴にフィットすることで装着安定性を高め、耳への負担を軽減。密閉性が高まることで低音の迫力を損なわずに楽しめるという。

SE-E751の装着例

 「SE-E751」のイヤーハンガーには、耳を挟み込む形状の「スカルフィットハンガー構造」も採用し、ホールド性を向上。また、両機種ともに、イヤーハンガー部の樹脂の芯材に柔らかなエラストマー素材を被せており、バネ性と耳当たりの良さを両立させている。

 ケーブルはカールタイプの「DUAL CURL CORD」を採用。頭の後ろで束ねて装着でき、引っ張られた場合もカール部分が力を吸収し、耳への衝撃を軽減し、外れにくくなっている。ケーブル長は1.2mで、伸長時は約1.5m。プラグはステレオミニ。

 再生周波数帯域は、E751が4Hz~26kHz、E721が5Hz~23kHz。出力音圧レベルはE751が108dB、SE-E721が105dB。インピーダンスは32Ω、最大入力は100mWで共通。ケーブルを除く重量は、E751が18g、E721が6.5g。イヤーピースはXS/S/M/Lサイズで、E751は2色のイヤーピース(ゴールドには赤/黒、シルバーには赤/白を同梱)により、ファッションに合わせて選べる。E751にはキャリングポーチやケーブルクリップも付属する。

SE-E751のホワイト
SE-E721のレッド
SE-E721のホワイト

(中林暁)