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Apple、6月10日の開発者向けイベント「WWDC」で新iOS/OS X発表へ

 Appleは米国時間の24日、開発者向けのイベント「ワールドワイドデベロッパカンファレンス」(WWDC/世界開発者会議)を6月10日~14日(米国時間)にサンフランシスコのMoscone Westで開催すると発表した。

 WWDCは、世界中から開発者が集まり、iOSやMac OS Xなどに関する情報を発表/共有するイベント。1,000人以上のAppleのエンジニアらによる100以上のテクニカルセッションや、開発者が新技術を組み込むのを手助けするというハンズオンラボを用意。App Store/Mac App Storeのアプリから、最も優れたものを表彰する「Apple Design Awards」も行なわれる。2012年は60カ国以上から開発者が参加したという。

 米Apple ワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィリップ・シラー氏は、「この1年は、Appleの開発者たちにとって最も実り多く、利益を生んだ年となった。WWDCで新しいバージョンのiOSとOS Xをお渡しするのが待ちきれない気持ち」とコメントしている。

 WWDCのチケットは米国西部時間4月25日の午前10時から販売開始。チケット購入や最新情報については、特設サイトで案内する。

 前回のWWDC 2012では、iOS 6やMac OS X Mountain Lion、Retinaディスプレイ搭載のMacBook Proが発表された。なお、2011年にはiOS 5やiCloudが、2010年はiPhone 4、2009年はiPhone 3GSが発表された。

(中林暁)