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au、カメラや音にこだわった4.7型フルHD「HTC J One」

ステレオスピーカーや“400万画素”CMOS搭載

HTC J One(ホワイトメタル)
HTC J One(ブラックメタル)

 auは20日、スマートフォンの'13年夏モデルを発表。カメラや音質にこだわったHTC製スマートフォン「HTC J One」を6月上旬以降に発売する。カラーはホワイトメタル、ブラックメタル。

 4.7型/1,920×1,080ドット液晶の「Super LCD3」を搭載し、フルメタルボディを採用。前面の上下部分(縦持ち時)にステレオスピーカーを内蔵し、横置き状態で左右から音が聴こえる「Boom Sound」を採用する。従来モデルと同様に、Beats Audioのオーディオエフェクト機能も搭載している。

 カメラ機能も強化。CMOSセンサーは400万画素の「HTC UltraPixel」(従来機のHTC J butterflyは800万画素)だが、明るいレンズを採用し、1画素あたりに多くの光を集められることを長所としてアピールしている。1回のシャッターで、シャッターを押す前後4秒間の写真20枚と、3秒間の動画を撮影して、後から好きなカットを選べる「Zoe(ゾエ)モード」も備える。撮影後の静止画/動画を自動編集して、30秒間の動画として保存することも可能。秒間8コマ、99枚の高速起動99枚連写に対応する。サブカメラは210万画素のCMOS。

HTC J One(ホワイトメタル)
HTC J One(ブラックメタル)

 UIは新しい「HTC BlinkFeed」を採用し、auスマートパスのタイムラインやニュースや写真、SNSなどをタイル化して表示する。Bluetooth Ver.4.0や無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)に対応し、最大8台までのテザリングに対応。おサイフケータイやNFC、4G LTE、赤外線通信、ワンセグなどの機能を備える。ストレージメモリは32GB、内蔵メモリは2GB。microSDカードスロットを装備し、microSDXCにも対応する。

 電池容量は2,300mAh。通話時間は約820分、待受時間は約450時間(3G)、370時間(LTE)。外形寸法は138×69×10.5mm(縦×横×厚み)、重量は約157g。

(臼田勤哉)