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NEC、キーボード着脱/DTCP-IPテレビ視聴対応Windowsタブレット「LaVie Tab W」

左がタブレット単体の「TW710/S1S」、右がキーボード付属の「TW710/S2S」

 NECパーソナルコンピュータは、キーボード着脱やDTCP-IP経由のテレビ視聴も可能な10.1型Windowsタブレット「LaVie Tab W TW710/Sシリーズ」2モデルを6月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はキーボード付属の「TW710/S2S」が94,800円前後、タブレット単体モデル「TW710/S1S」が81,800円前後。タブレット本体の仕様は共通で、ストレージメモリは64GB。

 10.1型/1,920×1,200ドットでタッチパネル対応のIPS液晶を備えたWindows 8.1搭載タブレット。TW710/S2Sに付属するキーボードはマグネットにより着脱可能で、タブレット単体での利用だけでなくノートPCのような使い方もできる。キーストロークは1.8mm。

 手書き入力などができるデジタイザーペンも付属。太さは直径7.4mmで、1,024段階の筆圧感知により繊細なペンタッチを表現できるという。ペンの頭には消しゴムボタンも装備する。

 なお、このキーボードとデジタイザーペンは単体での販売も実施。TW710/S1Sに後からキーボードを追加できる。価格はオープンプライス。店頭予想価格はキーボードが26,000円前後、デジタイザーペンが8,000円前後。

キーボードは着脱可能
タブレット本体
デジタイザーペンも付属

 DLNA/DTCP-IP対応のレコーダやテレビチューナ搭載PCからネットワーク経由でテレビ番組を視聴できるアプリ「SmartVision/PLAYER」を搭載。録画番組の視聴に加え、2012年5月モデル以降のダブルチューナ搭載「VALUESTAR N」などからのライブ番組視聴(放送転送)も可能。

 そのほか、ニュースをまとめて表示できるキュレーションサービスのNECオリジナルアプリ「My Time Line」もプリインストール。同アプリの最新バージョンでは講談社ゲキサカ編集部との期間限定コラボによる「ゲキサカW杯特集」タグにより、サッカーのタイムリーな情報収集ができるという。「Microsoft Office Home and Business 2013」も付属する。

キーボードを装着して本体を閉じたところ

 CPUは、クアッドコアのIntel Atom Z3795(1.60GHz)。メインメモリは4GB、OSはWindows 8.1 Update 32bit版。IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0も搭載する。

 800万画素/1080p撮影対応のリアカメラと200万画素のフロントカメラを内蔵。microSD/SDHC/SDXCスロットや、HDMIマイクロ出力、USB 2.0、ヘッドフォン出力(マイク入力兼用)、ステレオスピーカーも備える。バッテリ駆動時間は約9.8時間。

 外形寸法は、タブレット本体が177×256.5×8.95mm(縦×横×厚さ)、重量は約598g。キーボード装着時(閉じた状態)は、197.4×256.5×16.8~23.8mm(同)。キーボードの重量は約550g。

(中林暁)