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パイオニア、AVアンプ「SC-LX88/LX78/LX58」のDolby Atmos対応アップデートを10月上旬開始

 パイオニアは、Dolby Atmosへの対応を予告していたAVアンプ「SC-LX88」、「SC-LX78」、「SC-LX58」について、Atmosに対応させるアップデートを10月上旬を目途に開始すると発表した。

左から「SC-LX88」、「SC-LX78」

 Dolby Atmosは、オーディオ信号にハイト(高さ)成分とメタデータ(位置・時間情報)を付加することで、リアルな音の移動を再現し、臨場感のある豊かなサラウンド空間を実現する最新の多次元サラウンドフォーマット。日本初となるDolby Atmos対応ソフトは、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンから、11月6日発売のBD「ネイチャー」が発売予定。

 アップデートにより、Dolby Atmosに対応するほか、Atmos以外の音声データを、スピーカー環境に合わせ、最大9.1chに拡張する「Dolby Surround」機能も追加。さらに、天井にスピーカーを設置できない環境向けに、天井の反射音を利用してAtmosの効果を再現するドルビー イネーブルドスピーカーにも対応する。

 アップデートは、AVアンプのインターネット接続、もしくはUSBメモリを使って行なえる。

(山崎健太郎)