JVC、新ダイレクトップマウント構造のイヤフォン

HA-FXH30

　JVCケンウッドは、ダイレクトップマウント構造を採用したJVCブランドのイヤフォン「HA-FXH30」、「HA-FXH20」、「HA-FXH10」を11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はFXH30が6,500円前後、FXH20が5,000円前後、FXH10が4,000円前後。

　また、FHX10のスマートフォン用リモコンを追加した「HA-FRH10」も11月上旬に発売する。店頭予想価格は4,500円前後。

　FXH30は1色のみだが、FXH20はブラック(B)、ゴールド(N)、シルバー(S)の3色、FXH10はブラック(B)、グリーン(G)、レッド(R)、ホワイト(W)の4色、FRH10はブラック(B)、ホワイト(W)の2色を用意する。

HA-FXH20

HA-FXH10

HA-FRH10

　いずれも新ダイレクトトップマウント構造を採用し、高解像度サウンドと高遮音の両立を図ったダイナミック型イヤフォン。同社のFXDシリーズの後継機となり、同シリーズで採用していた、ノズルの先端に小型のユニットを直接固定したダイレクトトップマウントだけでなく、伝搬特性に優れたチタンコート振動板を新採用した新HDマイクロユニットやメタルキャップの追加などで、よりクリアな音質と高い遮音性を実現したとする。

　上位モデルのFXH30/20では、Hi-SPEEDマイクロHDユニットを搭載。入力信号への応答速度を高めるダブルマグネット構造により、ボイスコイルにかかる磁力を最適化し、クリアかつ高解像度なサウンドを実現する。FXH10とFRH10は新マイクロHDユニットを採用する。

　FXH30では、グラスファイバー配合の高比重ハウジングやマグネット、ブラス(真鍮)を組み合わせた「トリプルシリンダー構造」を採用。振動ロスを低減することで、音質向上を図っている。また、背圧を調整するバスポートを採用し、低域再生能力を向上した。

　再生周波数帯域はFXH30が8Hz～26kHz、FXH20が10Hz～25kHz、FXH10/FRH10が10Hz～24kHz。出力音圧レベルは各102dB/1mWで、インピーダンスはいずれも20Ω。ケーブルは長さ1.2mのOFC。FXH30とFXH20ではケーブルからのタッチノイズを防ぐクリップが付属する。
重量は4.3g(FXH30)、4.0g(FXH20)、3.8g(FXH10/FRH10)。イヤーピースはS/M/Lの3サイズ。