JAVS、5.6MHzまでのDSDに対応したUSB DDC/DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「X-nano」

　zionoteは、JAVSブランドのUSB DDC/DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「X-nano」を3月6日に発売する。税込価格は22,800円。カラーは直販モデルがシルバー、販売店(オリオスペック)モデルがブラックとなる。

X-nano(シルバー、ブラック)

　アルミ製の小型筐体を採用したUSB DDC/DAC内蔵のヘッドフォンアンプ。2010年発売の「nano/S」、「nano/V」に続く、nanoシリーズの新モデルとなる。本体前面にステレオミニのヘッドフォン出力、背面にUSBとライン出力/光デジタル(丸型)のコンボ端子を備え、USB DDC、DAC、ヘッドフォンアンプとして利用可能。USBバスパワーで動作する。

　DACにはCirrus Logic製「CS4398」を採用し、5.6MHzまでのDSDと、192kHz/24bitまでのPCMに対応する。USBコントローラーは英XMOSの「X-Core microprocessor」を採用。USB 2.0に準拠し、アシンクロナス(非同期)転送とビットパーフェクトをサポートする。MOSFETディスクリートによるアンプ回路を搭載し、「パワフルで繊細かつ豊かな音を出力する」という。ヘッドフォン出力にはデジタルボリュームを採用している。推奨ヘッドフォンインピーダンスは16～600Ω。

　Macはドライバ不要で使用でき、WindowsはTHESYCON製のドライバを使用する。対応OSは、Windows XP/Vista/7/8/8.1と、Mac OS X 10.6以上。

　天面にLEDインジケータを備え、再生中の音源のサンプリングレートやボリュームレベルを確認できる。外形寸法は60×80×25mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約160g。光デジタル端子用の丸-角型変換アダプタを同梱する。

前面

背面

小型な本体