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Klipsch、BAとダイナミックで約36,800円の「XR8i」などイヤフォン3機種

 フロンティアファクトリーは、米Klipschのイヤフォン新製品4機種を11月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、バランスドアーマチュア(BA)ユニットとダイナミック型のハイブリッド「XR8i」が36,800円前後、BA×1基の上位モデル「X12i」が45,800円前後、XシリーズのBAドライバ搭載エントリー機「X6i」が27,800円前後。

XR8i

 カラーバリエーションは、「XR8i」と「X12i」がブラックのみ、「X6i」がブラックとホワイト。

 なお、これらのモデルは10月24日と25日に、東京・中野サンプラザにて開催される「秋のヘッドホン祭 2015」に出展され、視聴もできる予定。24日の14時からは、会場の7F会議室にて、新製品発表会も予定されている。

XR8i

 BAのツイータ「KG-723」と、ダイナミック型のウーファ「KG-065」を組み合わせたハイブリッドタイプのイヤフォン。筐体には亜鉛ダイキャストと、一体成型されたエラストマーを使っており、耐久性に優れるという。

 逆たまご型の楕円形を押し出したような形状で、「緻密な計算のもと中心軸をずらして斜上に向けて取り付けられたノズルにより、小型イヤホンのような装着感が得られる」とする。

 再生周波数帯域は10Hz~20kHz。インピーダンスは50Ω。出力音圧レベルは110dB(1mW)。

 ケーブルに備えたリモコンには、マイクも搭載。iOS機器をコントロールでき、電話への応対も可能。5サイズのイヤーピースやキャリングケースなどが付属。イヤーピースは「Oval Ear Tips」。重量は25g。

X12i

 フルレンジのBAユニット「KG-926」のみを搭載したモデル。「X10」や「X11i」を継承しつつ、数々の改良を加え、さらなる進化を遂げたモデルだという。

 プレミアムラインの象徴である銅色のリングをあしらい、ヘアライン仕上げのハウジングを採用。ハウジングの直径は約6mmと小さく、「どんな耳にもフィットする」としている。

X12i

 再生周波数帯域は5Hz~19kHz。インピーダンスは50Ω。出力音圧レベルは110dB(1mW)。

 ケーブルに備えたリモコンには、マイクも搭載。iOS機器をコントロールでき、電話への応答も可能。5サイズのイヤーピースやキャリングケースなどが付属。イヤーピースは「Oval Ear Tips」。重量は15g。

X6i

 XシリーズでBAを搭載したエントリーモデル。BAユニットはフルレンジ1基で、KG-723を搭載している。

「X6i」。ブラックとホワイトの2色を用意する

 薄型の筐体で、内耳部分には装着感を重視した亜鉛ダイカスト、外耳部分には柔らかな接触感を重視したエラストマー複合材を配している。耐久性が高く、長時間でも疲れずに音楽を楽しめるという。

 再生周波数帯域は10Hz~19kHz。インピーダンスは50Ω。出力音圧レベルは110dB(1mW)。

 ケーブルに備えたリモコンには、マイクも搭載。iOS機器をコントロールでき、電話への応答も可能。イヤーピースは「Oval Ear Tips」。重量は18g。

(山崎健太郎)