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JBL、ロック機構で外れにくいスポーツ向けイヤフォン。Bluetoothモデルも

 ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのスポーツ向けイヤフォンとして、Bluetooth接続の「REFLECT MINI BT」と、有線接続の「GRIP 100」、「GRIP 200」を12月10日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。直販価格は「REFLECT MINI BT」が13,880円、「GRIP 100」が2,880円、「GRIP 200」が3,880円。

Bluetoothヘッドフォン「REFLECT MINI BT」のブルーモデル

Bluetooth接続の「REFLECT MINI BT

 ネックバンド型のBluetoothイヤフォン。防水保護等級IPX4に対応しており、汗をかくスポーツ中の利用にも対応できる。約14gと軽量であるため、快適にスポーツができるとしている。ケーブルには反射材も搭載している。

ブラックモデル

 イヤーピースは、人間工学に基づいて独自設計。スタビライザーを備えており、動いてもしっかりフィットするという。さらに、日常使用向けのレギュラータイプも同梱。どちらもS/Mの2サイズをそれぞれ用意する。

 内蔵バッテリにより、約8時間の使用が可能。マイク付きの3ボタンリモコン機能も搭載。スマートフォンと連携する際にはハンズフリー通話もできる。イヤフォン左右間のケーブルの長さは55cm。充電所要時間は約2時間。

 ユニットは5.8mm径のダイナミック型。周波数特性は10Hz~22kHz、感度は96dB/mW。インピーダンスは16Ω。

 Bluetooth V4.0に対応し、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。カラーはブラック、ブルー、レッド、ティールグリーンを用意する。

4色のカラーバリエーションを用意する

GRIP 100、GRIP 200

 有線接続タイプのイヤフォンで、GRIP 200のケーブルにはマイク付きの1ボタンリモコンを備えている。それ以外の主な仕様はGRIP 100と共通。ケーブル長さは1.1mで、入力端子はGRIP 200がステレオミニ 4極のストレート。GRIP 100はステレオミニ 3極ストレート。

 どちらのモデルもカラーバリエーションはブルー/オレンジ、ミントグリーン、チャコールグレー、オリーブグリーンを用意する。

どちらのモデルもカラーバリエーションはブルー/オレンジ、ミントグリーン、チャコールグレー、オリーブグリーンを用意
GRIP 200はマイク付きリモコンを備えている

 スポーツ中に激しく動いても耳から抜け落ちないという独自形状のイヤーピースを採用。ピースを回転させながら装着することでロックのような働きをするという「ツイストロック」構造になっている。

 この「ツイストロック」構造は、トライアスロンやマラソンなどのアスリート経験者が、理想とするスポーツイヤフォンを作るために2008年に立ち上げたyurbudsブランドの製品でも使われているが、yurbudsは2014年6月にハーマンインターナショナルに買収されている。

 防汗仕様で耐久性にも優れるとするほか、イヤーピースは構造的に、音楽再生中でも周囲の音が聞きやすく、屋外でのスポーツに適しているという。GRIP 200のイヤーピースはラージ、レギュラーを用意する。

 ハウジングの背面に溝を設けており、そこにケーブルを固定する事で、運動中に片方のイヤフォンしか使わないシーンでもケーブルが邪魔になりにくいという。

 どちらも14.2mm径のダイナミック型ユニットを搭載。周波数特性は20Hz~20kHz、感度は110dB/mW。インピーダンスは32Ω。重量はGRIP 100が17g、GRIP 200が20g。

ハウジングの背面に、装着していない側のケーブルを固定できる
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(山崎健太郎)