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DJIのドローン向け、4K/マイクロフォーサーズ/RAW対応カメラ「Zenmuse X5R」
(2015/12/25 16:27)
DJIは、年末に予定していたドローンに装着する4K動画対応の空撮カメラ「Zenmuse X5R」の発売時期を、2016年3月に延期、さらに当初の予定価格よりも低価格で販売。ドローンの「Inspire 1」とのセットモデルは1,079,800円としていたが、799,900円での販売となる。ドローンを省き、カメラ部とレンズ、512GB SSDのセット価格は486,000円。
空撮用カメラの「Zenmuse X5R」は、マイクロフォーサーズ規格に準拠。CMOSセンサー(17.3×13mm/4:3)を搭載し、レンズ交換ができる事が特徴。ドローンの「Inspire 1」に最適化されており、3軸ジンバルを用いて、1,600万画素の静止画や、4K動画撮影(MPEG-4 AVC/H.264)に対応する。
撮影のモードは4,096×2,160/24p、3,840×2,160/30p/24p、2,704×1,520/30/25p、1,920×1,080/60p/30pなど。
通常モデル「Zenmuse X5」は既に発売しており、直販価格は296,800円。来年発売される「Zenmuse X5R」は、X5と比べ、ロスレスのCinema DNGファイル録画に対応しているのが特徴。映像コーデックはMPEG-4 AVC/H.264に加え、JPEG-Lossless(RAW)にも対応。形式はMP4/MOVとCinema DNG(RAW)をサポートする。
X5Rはさらに、 色空間のD-LOG(RAW)にも対応。HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影にも対応できる。
microSDカードへの録画に加え、X5RはSSDへの記録にも対応。標準で512GBのSSDがセットになっている。標準でセットになっているレンズは、焦点距離35mm換算で30mm、開放F値は1.7。SSD付属で、レンズを別売にしたカメラ部のみでも販売する。価格は432,000円。