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ピクセラ、VRアプリ「パノミル」に立体音響コンテンツ追加。iOS版も2眼表示対応

 ピクセラは、360度パノラマVR映像をスマートフォンで視聴できる無料アプリ「パノミル」をアップデート。ダイビングやうさぎカフェの映像のほか、VR映像と立体音響を組み合わせた新コンテンツを追加した。対応OSはiOS 9.0以降とAndroid 4.2以降で、アプリのバージョンはどちらもVer.1.5。立体音響コンテンツは現在iOS版のみで利用可能。また、iOS版では新たにスマホ用の2眼VRヘッドマウント用表示に対応した。

「パノミル」のロゴ

 パノミルは、ピクセラのパノラマ映像配信サーバーで公開された映像をネット経由で表示できるアプリ。スマホのジャイロセンサーを利用し、見ている方向に合わせて上下左右360度の映像が表示され、VR体験ができる。市販のスマートフォン用のヘッドマウントを組み合わせれば、さらに臨場感のある体験ができるという。

 新たに追加されたコンテンツは、和歌山県田辺市沖の海中映像「ダイビングツアー1」、うさぎカフェ「うさゆ」の様子を体験できる「うさぎ目線 Vol.1」。

 iOS版では、スマートフォンとヘッドフォンを組み合わせて、映像の見ている方向に連動して音の聞こえ方が変わる立体音響対応コンテンツも体験可能。アーニス・サウンド・テクノロジーズの立体音響技術を活用したもので、コンテンツの内容は、プロバスケチーム「東京サンレーヴス」の練習風景や、パーカッションや尺八などを使う音楽ユニット「Asami~world kaleidoscope~」によるお寺での音楽ライブ。

アップデートで追加されるVR体験コンテンツ

 また、iOS版は新たに、ハコスコなどのスマホ用2眼VRヘッドマウント用表示に対応した。Android版は既に対応済み。

 そのほか、iOS/Android版共通のアップデート内容として、操作方法を説明するガイダンス表示の追加や、ユーザーインターフェイスの改善が行われている。

 1月29日まで、アプリの利用者を対象に、抽選で360度カメラの「RICOH THETA S」や、スマートフォン用ヘッドマウントなどが当たるキャンペーンも実施中。詳細は特設ページを参照のこと。

(庄司亮一)