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Huluの'16年3月末有料会員は130万人。営業損失21億

'16年度はオリジナルコンテンツ推進で目標166万人

 日本テレビホールディングスは17日、映像配信サービス「Hulu」の会員数が'16年3月末で130万人となったことを発表した。同日に公表した2015年度IR決算説明資料で明らかにしたもの。

 Huluは、日本テレビ子会社のHJホールディングスが運営。'15年3月に会員100万件突破を発表していたが、'16年3月末時点の有料会員数は130万人となり、1年間で30万人以上増加した。

 Huluの売上高は前年比約44億円増の127億6,400万円、営業利益はマイナス21億4,500万円で赤字。前年比で約15億円改善している。

 '16年度はオリジナルコンテンツ製作を積極的に推進し、2017年3月末の目標有料会員数は166万人を見込む。'16年度は売上高約168億円、営業損失18億円を見込んでいる。

 日本テレビの'15年度連結決算は増収増益で、売上高は前年比5.7%増の約3,070億円、営業利益は20.5%増の約458億円。高視聴率を背景に放送収入が増加し、映画やイベントも好調。また、Huluの業績改善や新たに子会社化したティップネスも収益貢献したという。

 '16-'18年度までの日本テレビ中期経営計画では、地上波テレビ広告市場でのトップ継続や、民放系BSでの接触率・営業売上げトップ獲得を目標に掲げているほか、インターネット事業の強化も予定。Huluの成長加速に加え、無料動画配信「日テレ無料TADA」のセールスモデル構築と広告収入の安定化、HAROiDによるインターネット×テレビ連動企画を通じたリアルタイム視聴促進と視聴者アカウント獲得などを目指すという。

(臼田勤哉)