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ソニー、Bluetooth/バッテリ内蔵ホームラジオ。ワイドFMもステレオで

 ソニーは、ステレオスピーカーとBluetooth、バッテリを内蔵したホームラジオ「SRF-V1BT」を6月11日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。

SRF-V1BT(ブラック)

 FM/AM対応の据え置き型ラジオで、AMの番組をFM波から聴けるワイドFM(FM補完放送)にも対応。'16年5月時点の開局情報に対応している。ワイドFM対応局の増加と盛り上がりに合わせて製品化したもので、同社のワイドFM対応据え置き型ラジオ現行機種は全てモノラルスピーカーだが、新モデルのSRF-V1BTはステレオスピーカーとデジタルアンプを内蔵。“FM(ワイドFM)におすすめのラジオ”として提案する。

 Bluetoothを搭載し、スマートフォンの音楽やradiko.jpなどをワイヤレスで転送してSRF-V1BTのスピーカーで聴くことも可能。NFCで対応スマートフォンをかざしてペアリングできる。Bluetooth利用時のコーデックはSBCのみ。

SRF-V1BT(ホワイト)

 45mmのフルレンジスピーカー2基を内蔵。縦型筐体で自然な音の広がり感を得られるように、スピーカーユニットの角度や筐体内のレイアウトを最適化。FMやBluetoothなどのステレオの音源を広がりある音で楽しめるほか、ラジオなどの人の声も自然な定位感でクリアに聴こえるという。スピーカーボックス部はバスレフ型で、厚みのある低音を追求。

内部のスピーカーの動作イメージ

 デジタルアンプの出力は、ACアダプタ利用時が2.5W×2chで、内蔵バッテリ利用時は1.5W×2ch。小型ながら高出力を実現し、省電力で、バッテリ駆動時も長時間動作可能としている。内蔵バッテリの連続使用時間(スピーカー利用時)はFMが21.5時間、AMが7.5時間。ステレオミニの音声入力やヘッドフォン出力も装備する。

 日本語表示対応の大型液晶ディスプレイを備え、周波数やラジオ局名、時計を表示。ラジオを聴いていない時は時計を大きく表示する。液晶のバックライトは明るさ調整が可能で、明/中/暗/消灯の4段階で切り替え可能。スリープタイマーや自動電源ONタイマーも備える。選局用のお気に入り登録ボタンは5個備える。

 外形寸法は約106×117×172mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリを含む重量は約880g。ACアダプタが付属する。

(中林暁)