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ROSE、レトロデザインヘッドフォンに“ロイヤルブルー”モデル

「DISTANT MOUNTAIN 10th Anniversary Edition」

伊藤屋国際は、中国・ROSEのブランド設立10周年を記念したオンイヤータイプの有線ヘッドフォン特別モデル「DISTANT MOUNTAIN 10th Anniversary Edition」を11月7日に発売した。価格は16,800円。

2025年1月に発売した'80年代風のクラシックデザインが特徴の「DISTANT MOUNTAIN」をベースに、ドライバーの振動板やケーブル、チューニングを変更した特別モデル。

振動板はベースモデルでは複合トポロジカルダイアフラムだったが、10th Anniversary Editionではカーボンファイバー複合トポロジカルダイヤフラムに変更。応答速度が上がり、細かいディテールをより正確に再現することが可能になり、「ボーカルや楽器音のメインレンジである中高音域の解像度を高めつつ、音楽の再生能力の安定性がより向上した」という。口径は40mm。

さらにケーブルは、5N銀メッキ単結晶銅線ケーブルに変更され、よりクリアなサウンドを実現している。チューニング面では「低音域はより深く、中音域はより滑らかに、豊かで厚みのあるテクスチャと広大なサウンドステージは、10周年記念モデルの名に相応しい、メロディアスで特別な音楽体験をもたらす」とのこと。

ハウジングの設計・素材は、ベースモデルと同様。メタルグリルを採用することで、音の出口からの音質への影響を軽減し、より滑らかで安定した高音と繊細で豊かな音色を実現した。CNC加工され、ブランド設立10周年を記念するロイヤルなブルーのカラーリングをまとっている。

キャビティ側面の圧力を緩和するプレッシャー・リリーフ設計も採用して、通気性を高めている。従来のヘッドフォンの数倍の空気を取り込むことで、高音の伸びも大幅に向上させている。

ヘッドバンドはステンレススチールとラムスキンを使ったもので、安定した装着感を重視しつつ、柔らかさと優しい触感、装着時の疲労感を軽減するフィット感を実現した。

再生周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは32Ω、感度は98dB。付属ケーブル長は約1.2mで、プラグは3.5mm。ドングルDAC「RZ200-m」や、10周年記念のメダルとピンバッジ、オリジナルアクリルスタンドなどが付属する。