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サムスン、OLEDをカセットやレコードに見立てたオーディオ機器提案。小型ロボットも
2026年1月5日 13:22
韓国のSamsung Displayは、1月6日に米ラスベガスで開幕するCES 2026において、次世代OLED(有機EL)を、AIを活用したこれからのライフスタイルにどのように活用するかというコンセプト提案を実施。「AI OLEDボット」や「 AI OLEDカセット」、「AI OLEDターンテーブル」などを展示する。
AI OLEDボット
13.4インチのOLEDを顔の部分に搭載したAI OLEDボットは、指定された空間内を自由に移動し、AIを介してユーザーとコミュニケーションがとれる小型ロボット。
大学などの教育現場で活躍するティーチングアシスタントロボットを想定し、学生を教室に案内したり、教授プロフィールなどの情報提供を行なう。ディスプレイを備えることで、学生は音声コマンドやスピーカーが使いにくい環境でも、課題や授業のキャンセル状況を簡単に確認できるという。
OLEDは液晶とは異なり、曲面、球面、円など、様々な形状に設計できるため、メーカーのデザイン意図や個人の好みを反映させる自由度が高い。
オーディオ機器での活用も
AIによる音楽推薦機能を備えたスピーカー型AIアシスタントコンセプトも複数展示する。従来のBluetoothスピーカーは、スマホなどの外部スマートデバイスに依存するが、ディスプレイ搭載スピーカーコンセプトでは、スピーカー上でユーザーが音楽のレコメンドをしてもらったり、デバイス上で直接コンテンツを選択できる。画像や動画を使って室内のムードを演出することも可能。
13.4インチの円形OLEDを搭載した「AI OLEDムードランプ」は、再生中の音楽に合わせて照明の雰囲気を調整。1.5インチ円形OLEDを搭載した「AI OLEDカセット」、13.4インチ円形OLEDをレコードに見立てた「AI OLEDターンテーブル」といった、ディスプレイ技術とレトロなアナログデザインを融合させた提案も行なう。
XRデバイス向けの超高解像度マイクロディスプレイも
初めて、RGB OLEDoSを搭載したヘッドセットのデモも実施。時計の文字盤とほぼ同じという1.4インチのディスプレイで、5,000PPIのピクセル密度を誇り、4Kテレビの約3倍のピクセル数を実現。パネルが静的ディスプレイに組み込まれていた例年とは異なり、今年の没入型ヘッドセットのデモでは、RGB OLEDoSの高画質を実際に体感できる。
OLEDoS(OLED on Silicon)は、シリコンウエハー上にOLED材料を堆積するマイクロディスプレイ技術。数十マイクロメートルのピクセルサイズを実現できる。また、RGB OLEDoSは、カラーフィルターを必要とせずに赤、緑、青のOLEDを個別に堆積するため、広い視野角にわたって一貫した画質を実現する。



