ニュース

サムスン、ピーク輝度4000nit超の最新QD-OLED。「現在入手可能な最も明るいOLED TVパネル」

韓国Samsung Displayは、ピーク輝度4,000nitを実現したテレビ向けパネル(QD-OLED)やIT/車載向けパネルなど、最新の有機EL製品群をCES 2025で発表した。

最新世代となる2025 QD-OLEDパネルは、高度なパネル駆動技術と新しい有機材料を採用することで、ピーク輝度4,000nitの高輝度性能を獲得。これは2024年のQD-OLEDパネルよりも、約30%の明るさ向上を果たしており「現在入手可能な最も明るいOLED TVパネル」という。

世界初の18.1インチ折り畳みパネルを新たに開発。タブレット2台分の画面サイズに相当。折り畳むとタッチスクリーン機能付きの13.1インチノートパソコンディスプレイとなり、キーボードを接続してモニターとして使用できる。

18.1インチ折り畳みOLEDパネル

この他にも、8.1インチから12.4インチまで画面が拡張できる「Slidable Flex Duet」、13インチから17.3インチまで片方向に拡張できる画面を備えた「Slidable Flex Solo」、スマートフォンよりも小さいコンパクトな5.1インチから6.7インチまで垂直に拡張できる画面を備えた「Slidable Flex Vertical」もCESで展示するという。

Slidable Flex Duet
Slidable Flex Solo
Slidable Flex Vertical