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Luxsin、AIで“プロレベルチューニング”できるヘッドフォンアンプ

ブライトーンは、「AIアシストEQチューニング」機能を搭載したヘッドフォンアンプ「Luxsin X8」の予約販売を開始した。価格は199,100円だが、世界各国からの大幅注文増により納期が6週間程度かかるため、予約販売キャンペーンとして7月31日までは187,000円で販売する。

Eversoloなどを展開するZidoo Groupが立ち上げたヘッドフォンアンプブランド「Luxsin」のDAC内蔵ヘッドフォンアンプ。2,500種類以上のヘッドフォンを網羅したデーターベースを使った「HP-EQシステム」に加え、世界初というAIアシストEQチューニングを搭載している。

AIアシストEQチューニングでは、AIに音声またはテキストコマンドで指示することで、サウンド全体のプロファイルを瞬時に調整したり、細部を微調整するなど「プロレベルのチューニングが、誰でも手軽に利用できる」というもの。操作はモバイルアプリ、またはWeb経由でシームレスに可能で、多言語に対応する。

HP-EQシステムでは、Luxsin独自の音響技術でハードウェアレベルのEQキャリブレーションを行なうことで、ヘッドフォンの周波数特性をハーマンカーブやその他のプリセットされたターゲットカーブに合わせることで、1台のヘッドフォンから複数の“個性”を引き出すというもの。「あらゆるリスナーに正確でパーソナライズされたオーディオマッチングを提供」するという。

デュアルモノラルアーキテクチャを採用し、DACチップはシーラスロジック製「CS43198」を合計8基搭載。各チャンネルのDAC×4基が並行動作し、左右チャンネルは電源、回路レイアウト、信号経路において完全に独立しているため、クロストークや干渉を最小限に抑えている。

専用の高速データバッファリングと分配回路により、すべてのDACが同一の基準クロックドメイン内で動作。高精度な同期を維持してタイミングのズレを防ぐという。8基のDACには専用のシールドカバーも採用し、デジタル回路や高周波干渉、さらに放熱などからDACを保護する。

入力はUSB-BとUSB-C、光/同軸デジタル、I2Sで、光/同軸デジタルはPCM 192kHz/24bitに、そのほかはPCM 768kHz/32bit、DSD 512に対応する。

オペアンプは複数のOPA1612とTPA6120A2高電流ドライバーを用いた設計となっており、各チャンネルを独立して駆動することでL+R≧4,800mV+4,800mVの高出力を実現した。

デュアルコアHi-Fi5 DSPとARM STARアーキテクチャをベースとした、Luxsin独自カスタマイズのデジタルオーディオコアを搭載。複雑なリアルタイムオーディオ処理や高度なチューニングアルゴリズムに必要な演算能力を備えるほか、拡張性の高い設計で将来的な機能拡張の可能性も持たせている。

電源は、デジタル回路とアナログ回路を独立して給電する完全分離型リニア電源。12Vと15Vの2系統のアナログ電圧調整にも対応する。

出力は4.4mmバランスと4ピンXLRバランス、6.35mmシングルエンドで、すべてのインターフェースがインピーダンス検出機能に対応。XLR(バランス)+RCA(アンバランス)のアナログ出力も備える。Wi-Fi、Bluetoothもサポート。

筐体には960×480ドットの4インチフルカラータッチスクリーンを搭載。フロントパネルは人間工学に基づいて15度の傾斜をつけたデザインで、視認性と操作性を高めている。ボディはCNC加工アルミニウムシャーシ製。

外形寸法は236.8×236×64mm(幅×奥行き×高さ)、重さは2.75kg。電源ケーブル、USB-Bケーブル、3.5mm to 6.35mmアダプターが付属する。