ラックスマン、ODNF 3.0搭載の中級プリメインアンプ

-「L-507u」。プリ/パワーの独立利用も可能


L-507u

11月発売

標準価格:399,000円


 ラックスマン株式会社は、プリメインアンプのミドルレンジモデル「L-507u」を11月から発売する。価格は399,000円。ボディカラーはブラスターホワイト。

 パワーブロックに独自の高音質帰還回路「ODNF」の最新バージョン3.0を搭載したAB級のプリメインアンプ。定格出力は110W×2ch(8Ω)、200W×2ch(4Ω)。ODNFバージョン 3.0の搭載により誤差検出回路の低インピーダンス化を実現。歪みやS/N比などの特性を大幅に改善し、初期スルーレートの高さや余裕ある定格出力を可能とし、力強さと緻密な音楽の描写を実現したという。

背面

 プリ部、パワー部の独立使用が可能で、セパレートスイッチをフロントに装備。セパレートアンプやAVアンプとも組み合わせて利用できる。プリ部にはフラグシップ機にも採用された高音質入力セレクタICを実装している。

 電源部は、高いレギュレーション性能のトランスと大容量ブロックコンデンサー10,000μF×4本を組み合わせたハイイナーシャ電源を搭載。電源整流回路には日本インター製のショットキーバリア・ダイオードを採用している。内部配線は各芯スパイラルラップ・シールド構造のOFCワイヤーを使っている。

 シャーシは各ブロック独立したループレスシャーシ構造。ヘアライン仕上げのトップパネルや、青色LED照明付きのメーターも装備している。

 入力端子はアンバランス(RCA)×4、PHONO(MM/MC)×1、バランス(XLR)×2を装備。RCAの1系統は20mmピッチにカッパーアロイ製端子を採用している。録音入出力2系統やメインイン、プリアウトも備え、スピーカー出力は2系統用意する。ヘッドフォン出力も用意。外形寸法は467×430×179mm(幅×奥行き×高さ)。重量は22.5kg。消費電力は260W(スタンバイ時1.2W)。リモコンが付属する。


(2009年 10月 2日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]