ハイパー、HDMI信号をLANケーブルで延長できる送受信機

-長距離伝送と分配が可能。リモコン操作も


左が受信機、右が送信機

12月18日発売

標準価格:オープンプライス


 ハイパーツールズ株式会社は、HDMI信号をIP伝送できる送受信機「PB900シリーズ」を12月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は送信機の「PB900-S」が36,750円前後、受信機の「PB900-R」が38,850円前後の見込み。

 HDMI搭載のプレーヤー/レコーダなどの映像を、LANケーブルで伝送できる送受信システム。既存のLAN環境を利用して安価に伝送できるため、デジタルサイネージなどでの利用を見込んでいる。なお、ケーブルはCAT5e、CAT6のシールド加工タイプSTP(8極8芯ストレート)の使用を推奨している。

 1台の送信機から複数台の受信機への同時分配も可能。また、付属IRケーブルを利用することで、受信機から送信機側のプレーヤーなどをリモコンで操作できる。映像は最大1080pまたは1,920×1,200ドットまでサポートし、別売変換コネクタの利用でDVIにも対応可能。音声はステレオ(48kHz)。

 電源はACアダプタを使用する。外形寸法と重量は送受信機共通で、134×120×27mm(幅×奥行き×高さ)、450g。



(2009年 12月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]