イー・モバイル、同社初のAndroid 2.2端末「HTC Aria」

-3.2型液晶のHTC製端末「S31HT」。新料金プランも


「HTC Aria」(S31HT)

 イー・モバイルは、同社の音声端末として初めてAndroid 2.2を搭載したスマートフォン「HTC Aria」(S31HT)12月17日に発売する。

 購入時の支払額は、ベーシック時が39,580円。「シンプルにねん+アシスト1200」の場合は820円。月額料金については、専用の料金プランとして、データ通信量にかかわらず基本使用料が一定の定額プラン「スマートプラン」と、無料通信分を含んだ2段階定額プラン「スマートプランライト」が新設。さらに、2つのプラン向けの契約種別として、契約期間の定めのない「ベーシック」と、「ベーシック」の割引サービスとして契約期間に応じて基本使用料を割引する「いちねん得割」および「にねん得割」などを用意する。詳細はプランのリリースを参照のこと。

 HTCのグローバル端末を、日本市場向けにカスタマイズして展開するもの。ディスプレイは3.2型のTFT液晶で、解像度は320×480ドット。静電容量式のタッチスクリーンとなっている。

 メモリはROMが512MB、RAMが384MB。外部メモリとしてmicroSD/microSDHCスロットを装備し、32GBまでのカードが使用可能。有効画素数約500万画素のCMOSデジカメも備えている。

 通信機能はW-CDMA(HSPA)/GSMに対応。速度は最大受信速度が7.2Mbps、最大送信速度が5.8Mbps。国際ローミングやSMSにも対応する。無線LANはIEEE 802.11b/g準拠。Bluetooth 2.1+EDRにも対応する。マイクロUSB 2.0端子やステレオミニのイヤフォン端子も備えている。

 Androidマーケットから様々なアプリをダウンロードし、利用可能。Flash Lite 4にも対応し、動画を使ったWebコンテンツも表示できる。さらに、カスタマイズが可能なHTC独自のUI「HTC Sense」も装備。最大7つのホーム画面によく使うアイコンやウィジェットを自由に貼り付けることができる。TwitterやFacebookなどの連絡先に登録した人の情報を、一元管理する機能も備えている。

 バッテリ容量は1200mAh。3G通信時の連続待ち受け時間は約400時間、通話時間は約350分。充電所要時間はAC接続時が約180分、USB接続時が約270分。外形寸法は約103.8×57.7×11.7mm(縦×横×厚さ)。重さは約115g。



(2010年 12月 3日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]