Shure、実売9,500円のカナル型イヤフォン「SE215」

-上位と同じデザインでダイナミック型ユニット搭載


クリアーモデル

 Shure Japanは、カナル型(耳栓型)イヤフォンSEシリーズの新モデルとして、上位機種と同じ筐体を採用し、ダイナミック型ユニットを搭載した「SE215」を発表した。完実電気より4月下旬に発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,500円前後。カラーはトランスルーセントブラック(SE215-K-J)とクリアー(SE215-CL-J)の2色を用意する。

 同社はバランスドアーマチュアユニットを搭載したカナル型の「SE535」(実売5万円前後)、「SE425」(実売3万円前後)、「SE315」(実売2万円前後)をラインナップしているが、それらのモデルと同じデザインの筐体を採用しつつ、内蔵ユニットをダイナミック型にした低価格モデル。


トランスルーセントブラックモデルiPodと組み合わせた利用イメージ内蔵ユニットをダイナミック型にした

 装着方法は上位モデルと同じように、耳の裏にケーブルをまわすように装着するスタイルとなる。ケーブルはスナップ・ロック式で、360度回転し、取り外しも可能。長さは1.6m。イヤーピースはソフトフレックスタイプのS/M/L、フォームタイプのS/M/Lを同梱。キャリングポーチも付属する。

 感度は107dB。インピーダンスは20Ω。再生周波数帯域は22Hz~17.5kHz。重量は30g。

ケーブルは着脱可能2種類のイヤーピースとキャリングポーチを同梱する

(2011年 3月 22日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]